タフアップチューブが生産終了に!スーパーカブのパンク対策は?
2024年1月12日 当サイトにはプロモーションが含まれますホンダから発売されていたパンクしにくいチューブ「タフアップチューブ」が生産終了になってしまったらしい。
タフアップチューブを失ってしまった私はドラえもんのいないのび太君状態。これからどうしたらいいのでしょうか?その対策をご紹介致します。
なお、2022年に4月に発売された新型スーパーカブ110はチューブレスタイヤを採用しましたので、こちらの記事はチューブ採用のスーパーカブに乗られている方を対象にしております。
- スーパーカブでパンクしたくない方
- おすすめのパンク対策を知りたい方
- 実際のパンク時における対応を知りたい方
以上の方向けの内容となっております。
このページの目次
スーパーカブのパンク対策は?
タフアップチューブ生産終了は材料調達の困難が理由
タフアップチューブ生産終了になった理由は材料の調達が困難になったから。 私は長い事タフアップチューブを愛車カブ110に使用していました。過去に新宿付近でパンクし、タイカブ100EXを夜中笹塚まで押して歩いた経験があります。
この時は二輪のロードサービスなんてなかった。 真冬にもかかわらず、途中の自動販売機でポカリスエットの500mlを2本も飲むほど喉が渇いた。
それ以来タフアップチューブにしましたが、多少の釘が刺さっても補修材で埋めてくれるので無事帰ってこれました。 ただし、タフアップチューブには否定的な意見があったのも事実。
・一度パンクしたら修理ができない(交換になる)
・通常のチューブタイヤと比べてコストがかかる。
・カブの場合、自転車屋さんで対応できない。
確かにその点は認める。 しかし、通勤でバイクを利用する場合はパンクで立ち往生していることが絶対にできない時が多い。
タフアップチューブを装着してからはパンクによる立ち往生とは無縁でありました。 なのでタフアップチューブが生産終了と聞いてかなりショックだった。
これから、変なところでパンクしてしまったらどうしよう。あの時の絶望感と壮絶な苦労が頭をよぎる。
ちなみにカブが納車されて間もなくリアはダンロップのD107というタイヤに替えました(画像は6000kmほど使用後)。このタイヤもコスパいいタイヤです。
フロント・リアともにこのタイヤにタフアップチューブ入れて乗ってました。
まだ溝残ってるんで使えるんですが、サイドウォールがそれほど硬いわけではないのでもっと剛性感のあるタイヤにすることにしました。
ただし、フロントタイヤがパンクすることはほとんどないのでフロント用としてはいいですね。
タフアップチューブが生産終了にならなければリアもこのタイヤをずっと使っていたかもしれません。
スーパーカブ用パンクに強いおすすめタイヤ
ではタフアップチューブが生産終了になってしまったのは仕方ないとして、今後スーパーカブのパンク対策はどうすればいいのかいくつかご紹介致します。
ほとんどの方はパンクしたらその時考えるみたいな考え方をしてはいないでしょうか。もしその時になったら面食らいますよ。
普段からパンク対策をある程度イメージした方がいいです。
実はパンクに強いタイヤというものがあるんです。正確に言えば、パンクしてもなんとか走ってこられるタイヤです。
ポイントはサイドウォール(横面)が硬いタイヤです。パンクしてもヘタりにくいから乗って帰ってこられるからです(低速で)。
私が以前履いていたダンロップのD107はサイドウォールはそれほど硬くありません。だからパンクしたらヘタって乗って帰ってこれなかったのです。
ただ、サイドウォールが硬くないタイヤっていうのはタイヤ交換作業がやりやすいというメリットもあるんですけどね。
ミシュラン CITY PRO(M35の後継)
パンクに強いタイヤとしてカブ乗りに定評があったのがミシュランのM35でしたが廃盤になってしまい、その後継タイヤがCITY PRO(シティプロ)です。
タイヤの耐久性、耐パンク性をM35よりも向上させたということで大変期待できるモデルです。
ラバー下に3層の強化層を組み込むことによりM35より耐パンク性が20%向上、耐久性も10%向上とのこと。パンクが心配の方だけでなく、年間走行が多い方や荷物をいっぱい積まれる方にも嬉しいですね。
それとウェットグリップがとても良いそうです。雨の日に心強いですね。
とにかく今履いているM35の次はこのタイヤにすることほぼ決定です。
カブJA07の場合は、前2.25-17 後2.50-17がタイヤサイズとなっているので、上の2つで大丈夫かと思います。
ちなみに今はミシュランM35の2.50-17 43Pを前後に履いています(M35は前後共用サイズなので)。前がちょっと太くなりますが、特に問題は感じていません。
ブリヂストンG556(郵便・新聞配達御用達の超寿命タイヤ)
ミシュランの他にも郵便配達や新聞配達御用達のブリヂストンのG556がパンクに強いです。高寿命タイヤで、軽く3万キロ以上は持つ優れものです(乗り方にもよる)。
ただし、前輪に使うと接地感が甘いので後輪のみにおすすめ。
それとウェットグリップが少し弱めという口コミもあるようです。
とにかく高寿命なタイヤを求めるならG556です。サイドウォールも硬いのでパンクしにくいタイヤでもあります。
ただし、あまりに長期間履くと「摩耗はないけどヒビ割れが出てきた」なんてこともあるようですし、チューブの方がタイヤより先に劣化してしまうことでパンクの危険が高まります。高寿命タイヤも良し悪しですね。5年以上とかはやめた方が良さそうです。
(生産終了) ミシュランM35
もう廃番になってしまったのですが、少しでもパンクの危険を減らすために硬いタイヤを探していて行きついたのがミシュランのM35(2.50-17)です。フランスのタイヤメーカーですがタイ製。前後共用タイヤなので私は前後共にこれを履いています。
寿命は少し短めらしいのですがグリップ力があるということでスーパーカブ乗りに大変人気のタイヤです。トレッドパターンも標準装備のIRCやダンロップのD107に比べて段違いの安心感(^^♪。
標準装備のタイヤのトレッドパターンは直線的なのでなんか不安になるんですよね。
そして剛性感のあるサイドウォールがこちら。ミシュランマンが頼もしく見えますね。
硬いので10数キロ程度ならパンクしてもゆっくり走ってなんとか帰還できたとの声も良く聞きます。非常に頼もしい限りです。標準装備の貧弱タイヤだとパンク時は私のように夜通し押して帰られないといけないハメになります。
私は自分で前後タイヤにこのミシュランのM35を装着してます。ビート(サイドウォール)部分がかなり硬いので交換時は結構苦労するのですが(とは言ってもたいしたことないです)、この硬さが逆にパンク時に頼りになるのです。
※残念ながらミシュランM35は生産終了(廃盤)になりました (`A´)。
スーパーカブのパンク対策グッズ
ホルツのミニバイク用パンク修理剤
タフアップチューブなき今、私がいつもリアボックスに積んでいるのはホルツのパンク修理剤。使い方はパンクしたタイヤから釘などを抜いた後に、空気を抜き、その後タイヤのバルブにノズルを差し込んでツマミをひねるとガスと液体ゴムを同時に入れてくれる優れもの。
タフアップチューブに頼っていた私が一番着目したのがこの商品。 ただし、注意点もあって、バースト時や大きな傷穴の場合はダメ。
どこに穴が開いているのかわからないほど小さい穴の場合に効果があると思った方がいいです。
明らかに釘が刺さっているのがわかる場合は、チューブ交換することをおすすめします。
予備のタイヤチューブと工具を携行する
上でご紹介したパンク修理剤は効果がないことも少なくないようなので、自分でチューブ交換できる技術を習得して、常に予備チューブと虫回しドライバー、工具(タイヤレバー、レンチなど)、携帯空気入れ、軍手を持ち歩くことが一番です。
パンク先にバイク店などがないことの方が多いと思った方がいいです。あっても営業時間外だったりしますし。
普段からタイヤ交換を自分でやるようにしておけば、出先でのパンク時でも冷静に対応できます。
容量を掴めば40分から1時間以内に再び走り出すことも可能です。
チューブ交換は普段からの練習が大切です(特に出先での)。はじめてバイクに乗った方があらかじめパンク用の知識と道具・予備パーツを持っていたとしても、一回も体験がないと面食らうでしょう(途中で諦めるか、時間が異常にかかる)。
知識だけではダメで、実際に自分の手でやらないとできません。動画を見ても実際にできるとは限らないのです。
出先でのパンクの場合、とりあえずはチューブ交換だけでいいわけです。タイヤ交換までする作業に比べて少しばかり楽にはなりますが、それでも途中でうまくいかない事があります。場数を踏んで体で覚えるしかないのです。
やはり日頃から自分で交換作業をしておかないとダメです。私だって何回かやりましたが、交換作業は数年おきなので勘が鈍るんですよね。
練習用にホイールをヤフオクなどで買って、古いタイヤやチューブを使って一年に数回ぐらい練習すれば出先でもかなり早く作業ができるでしょう。そこまでやっている人はほとんどいないかもしれませんが。
パンク対策グッズがない場合どうする
スーパーカブで出掛ける時に毎回パンク修理ができる工具やチューブを持っているとは限りません。何も持っていない、ロードサービスにも入っていないなんて人の方が圧倒的に多いかもしれません。
夜中に郊外でのバンクはさらに困ったもので、近くにバイク屋さんやホムセンがあっても営業時間外です。目の前が真っ暗になります。スタンドではバイクの修理はやってくれないのが普通です。
こんな時、タイムズカーシェアの会員になっていると助かる時があります。徒歩圏内にステーションがあって空車があれば、そこで車を借りて深夜営業しているドンキに行ってパンク修理剤や工具を買って応急措置をするという方法が使えるからです。
私自身、タイムズーカーシェアの会員になっていますが、ステーションの数もかなり多くなってきました。万が一の時にホテル代わりにすることもできます。
近くのバイク屋さんが翌朝営業するまで車の中で待つということができるわけです。
全ての環境で使える方法ではありませんが、都心部だけでなく、田舎道でパンクした時にどういう行動を取れば良いのかを考え、必要最低限のものを携行する習慣が必要です。
ガソリンスタンドでカブのパンク修理は可能?
ガソリンスタンドでは店によってバイクのパンク修理を有料でしてくれるところもあるようですが、それはチューブレスの場合であって、カブのようなチューブタイヤは断られることがほとんどです。
しかし、まれにやってくれるところもあるようなので電話して聞いてみた方がいいでしょう。
それと、自分で修理するにしても基本的に工具の貸し出しはないようです(有料でも)。
ガソリンスタンドに行くのであれば自転車屋さんの方がまだ修理してくれる可能性は高いです。カブのパンク程度ならやってくれるところもあるからです。
その時のためにも自分のタイヤのチューブの予備を一つ携行した方がいいのです(自転車屋さんに幸運にもあるかもしれませんが)。
究極のパンク対策「スペアタイヤ」
ロングツーリングで最もよくあるトラブルがパンクでしょう。パンクしてしまうと予定は大幅に狂います。ソロの場合、その日に泊まる宿に行きつけないこともあるでしょう。
日本を縦断するようなロングツーリングならば、スペアタイヤを携行するという方法がかなり有効です。
これはチューブが入ったリアタイヤ(ホイール付き)をまるごと携行するという意味です。
かなり荷物にはなりますが、究極のパンク対策と言えるかもしれません。実際にスペアタイヤを携行する方をネットでお見掛けしたことがあります。
スペアタイヤを用意しておけば、どこでパンクしても安全な場所に移動した後に、短時間で交換可能です。やはり、チューブ交換作業がそっくり省かれるのはあまりにも大きいです。
タイヤ脱着作業が早い人だと15分以内で再び走り出せるでしょう。
もちろん、レンチなどの最低限の工具が必要ですし、その日に泊まる場所でパンク修理をする必要があるのでタイヤレバーや予備チューブ、空気入れも必要です。
なお、スペアタイヤはリアボックスと背中の間に積む方法やリアボックスの上や後ろに積む方法が考えられますが、ホイール付きのタイヤはかなり重くなるので(5kg強)走行中の脱落には十分気を付ける必要があります。
もし走行中に脱落してしまうと後続車が事故る可能性があり、「転落積載物等危険防止措置義務違反」にも問われる可能性があります。
そういった意味ではリアボックスと背中の間に挟んだ方が安全性は高いと思います。中央に固定することでバランスも良くなりますし。
スペアタイヤの固定はこちらのカブ主さんのブログが非常に参考になりますのでご覧下さい。
それから、スペアタイヤをそのまま積むと見かけがダサいと思う方は、丁度良いカバーがあればそれに入れることで目立たなくなります。
ということで、ソロツーリングで人も店もない場所で夜にパンクしたらどうすべきなのか。その時になって孤独に途方に暮れるのではなく、明確に危機脱出のイメージをしておくことをおすすめします。
いざという時のバイク用ロードサービス
出先でパンクや故障などした時のためにバイクのロードサービスに加入しておくと安心です。これは大型バイクだけでなく、カブやスクーターのような原付でも近場をチョロチョロしか走らない人以外ならやはり入っておくと安心です。
JAFのロードサービス
JAF(日本自動車連盟)では原付から大型バイクまで二輪もロードサービスの対象になっています。
年会費4,000円(入会金1,500円)でパンク修理、バッテリー上がり、燃料切れなどのサービスが無料です。スマホのGPS機能で現在地を特定されるので素早い出動が可能となっており、バイク乗りにとっては非常に頼りになる存在となっています。
しかし、スーパーカブのようなチューブタイヤは対応不可とのことで、自宅か最寄りのバイク屋さんに牽引してもらうしかないそうです。
15km以内であれば無料(それ以降は、15km超過1kmごとに730円)なので、自宅か最寄りのバイク屋さんかを選ぶ必要があります。
自宅が遠ければバイク屋さんということになりますが、深夜の場合はバイク屋さんも営業してませんので、翌日が定休日でないバイク屋さんを指定しましょう。
バイクを荷台に乗せて、助手席に同乗させてくれるようです。
時間帯によっては現地で宿を探す必要があります。ほんとにパンクは面倒なんですよね。
ただ、年会費4,000円で助けを呼べるというサービスは非常に心強いものがあります。次項でご紹介するバイク保険のロードサービスよりも出動が早い(電話がつながる)のでおすすめです。
バイク任意保険のロードサービス
ロードサービスは私が加入しているバイク用任意保険に付帯していたり、バイク用盗難保険でオプションとして加入する方法などがあります。また、単体でJAFのようなロードサービスに加入する方法もあります。
少々経費がかかりますが、私のように自分でカブのメンテナンスができるようになれば点検代や修理代がモロに浮きますのでロードサービスがある任意保険や盗難保険に難なくお金を回すことができます。
ただし、JAFよりも電話がつながりません(特に土日月)ので、少しでも早く救援を呼びたい方はJAFの方をおすすめします。
パンクに対する心得
スーパーカブのパンク時にまず行動すべきこと
突然のパンクに合った時にまずどのように行動すべきか。日頃からこの事を考えておくことは重要です。
ロードサービスにも加入していない、パンク修理剤も持っていない場合の対応例を下でご紹介致します。
なお、パンクした箇所を特定してパッチを使って補修するよりも新しいチューブをまるごと交換した方が早くて簡単なので、普段からリアボックスにチューブや工具を入れておく必要があります。
- バイク店や自転車店、2輪用品店(オートバックス)に持って行って修理をお願いする(事前に電話で確認)
- 近くに店がないあるいは営業時間外なら自分で修理(予備のチューブ、タイヤレバー、ビートワックス、レンチ、携帯空気入れが最低必要なのでこれらはいつも携帯しておくと良い)
- もうどうにもならなければ最後の手段としてJAF(日本自動車連盟)に連絡して家まで運んでもらう(非会員でもその場で会員になれば依頼はOK!ただし、その時の料金は非会員なので高い。また混んでると断られる可能性あり。)
- 翌朝までパンク現場から離れる場合は少しでも安全な場所に移動させ盗難防止チェーンをすること(ただし盗難される危険が高まる)
いかがでしょうか。パンクって本当に面倒ですよね。お金もかかりますし、予定もパーになったりします。結局は自分で修理できる能力と備えなどがモノを言うわけです。
ただし、自分でパンク修理すると言ってもやったことがなければ面食らうでしょう。タイヤを外すだけでも一苦労です。工具や補修キットがあったとして、スマホで動画見ながらやって2時間以上かかるかもしれません。
助けてくれる家族や友人がいればいいのですが、翌朝仕事があったり、そもそも免許や車を持っていない事もあるのでなかなか厳しいかもしれません。自力でなんとかする力を身に付けましょう。
定期的な空気圧調整でパンクのリスクは減らせる
私は月に2回ほどですが、セルフスタンドでガソリンを入れた際に空気圧調整を自分でやっています。
空気圧が下がっていればタイヤの路面接地面積が広くなり釘を拾いやすくなってしまいます。
なので定期的に適正空気圧に調整することはパンクの危険性を減らすことにつながります。 そう言えばパンクをよくしていた時は全然空気圧調整なんてしてなかったようにも思えます。
自分で整備するようになってから色々と気づくようになりました。
自宅近くにあるガソリンスタンドにある空気入れには慣れておいた方がいいでしょう。
私の自宅近くのセルフスタンドは持ち運びができるUFO型(球型)の空気入れがありますが、据え置き型の空気入れもあります。
空気入れの先端の形状によってはタイヤ側にバルブエクステンションが必要ですが、私が使っているスタンドの空気入れはバルブエクステンションなしで入れられます。バルブエクステンション使わない方がすぐに空気入れられるんで楽ですね。
チューブのキャップ外して前後タイヤで2分もかかりません。外す時に少し空気が抜けるので少し多めに入れるのがコツです。
やったことない人は一度やってみて下さい。わからなければ店員さんに聞けば親切に教えてくれます。
セルフ店だってどこのスタンドでも親切ですよ。 前は自宅で空気入れてたんですがスタンドの空気入れ使った方が全然楽(空気圧の増減が簡単にできる)なので、今は専らスタンドで入れてます。
空気入れても圧が上がらない時はパンクしている可能性が高いです。
そういう時はバイクで出かけるのは中止してください。妥協して乗ったら絶対ダメです。危険です。 パンクしたバイクを運転しているといつもと違うとこが必ずあります。
お尻が左右にブレたり、スロットルを回してもレスポンスがいつもより悪いなんてのがその代表例です。そういった瞬間を察知したらすぐに安全なところに停めてください。
スタンドでこまめに空気圧調整しておけばパンクのリスクをかなり減らすことができます。
実際私は空気圧調整をマメにすることでタフアップチューブ交換後1年以上経過した今でもパンクしていません。
路肩はパンクの危険がいっぱい
路肩には空き缶やゴミ、四輪が踏んだ釘などが散らばっていることもある原付バイクにとって最も避けたいラインです。
私はなるべく路肩は走らずに、前車左タイヤをトレースするイメージで走行することを心掛けています。
パンクリスクを減らすことができると言われるテクニックです。
後続車が煽ってきたら速やかに左に寄って譲り、行ったらまた元に戻るという走り方でいいでしょう。
ただ、渋滞する都心部だと、路肩ばかり走る「すり抜け」が多くなったりします。
実際私も新宿御苑トンネル下り(府中方面)走行中、渋滞だったので路肩走行していたところ、見事に釘を踏んだみたいでパンクして酷い目にあいました。
抜かりないパンク対策をしておくことをおすすめします。
前輪がパンクの場合はイタズラや盗難の前兆の可能性もあり
パンクするのはほとんどが後輪です。前輪のパンク修理をバイク屋さんに頼むと珍しがられるぐらいです。私自身何回もパンク経験がありますが、ほぼすべて後輪です。
やはり、駆動輪である後輪の方が路上との摩擦が高いからだと思われます。
なお、駐車時に前輪がパンクしてたらイタズラや盗難の前兆(下調べ)の可能性も否定できませんので、十分警戒して下さい。私は前輪をパンクさせられた数日後にホンダのフリーウェイを盗まれました。
スーパーカブのパンク対策まとめ
スーパーカブのパンク対策をまとめると下記の通りです。特に上2つだけでも実行することで、かなりパンクのリスクを減らすことができます。
- サイドウォールの硬いタイヤを選ぶ
- マメに空気圧を点検・補充する
- 古いタイヤやチューブを履き続けない(パンクしてなくても定期的に交換)
- スペアチューブやパンク対策グッズ、最低限の工具を携行したり、ロードサービスに加入する
- 路肩はできるだけ避け、前車のタイヤ跡をトレースするよう走る
- ロングツーリングはスペアタイヤを積む
- パンク時にとるべき行動を日頃からイメージしておく
通勤や通学にバイクを使っている方にとってパンクは最も避けたいトラブルの一つです。もちろん、ツーリングや買い物用途でも同様でしょう。
お金をケチるあまり古いタイヤやチューブを履き続けていたり、面倒臭いので空気圧点検を疎かにしているとパンク時に死ぬほど後悔しますので、普段からしっかりメンテナンスしておくことを強くオススメします。
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