スーパーカブのタイヤ交換でバルブがホイールの穴に通らない!コツはある?
2024年1月12日 当サイトにはプロモーションが含まれますスーパーカブのタイヤ交換の動画を色々見て思うことは、タイヤの種類によって入れやすい入れにくいがあることです。
簡単に入れてるように見えても、自分でやってみるとなかなかうまくいかないというのがタイヤ交換です。
スーパーカブのタイヤ交換でつまづくのは「チューブのバルブをホイールの穴に通す作業」と言われています。
やったことがある方ならわかるかと思いますが、かなり狭い空間でやるので入れずらいのです。
このバルブを通す作業を効率良くするためにはどうすればいいのでしょうか。2つの方法をご紹介致します。
スーパーカブのタイヤ交換でバルブを穴に通しやすくするコツ
膨らましたチューブを先に入れる方法
まずはこちらの動画をご覧下さい。
この動画を見た時は「これだ!」と思いました。あらかじめ膨らましたチューブを先にタイヤに入れてホイールの穴に通せば、後でホジホジしながらバルブをホイールの穴に入れるあの苦労から開放される。
これならエアーバルブガイドを使う必要もありません。この方法なら誰でも簡単にタイヤ交換ができそうだと思わせてくれる動画です。
しかし、先にチューブが入っているとタイヤレバーでタイヤをホイールにはめる時にチューブを傷つけそうでちょっと不安。チューブにシリコンスプレーなどを吹いておけば滑りは良くはなるかも。
動画を見ているととっても簡単そうに見えますが、もしかしたら軟らかいタイヤを使っているのかもしれません。
この方法でやってみましたが、硬いタイヤを好む私には残念ながら向かなかった。それにしても動画を見るとやけにスコスコとホイールがタイヤに入ってるな。
軟らかいタイヤならこの方法が一番簡単そうですね。
膨らましたチューブを後に入れる方法
結局私が現在やっているのが、タイヤをホイールにはめた後に、膨らましたチューブを入れる方法。
こちらの動画が参考になります。
チューブをある程度膨らませることでバルブが立つ(寝ない)ので、ペッタンコのチューブでやるより穴に通しやすくなります。
なお、エアーバルブガイドを使う方法もありますが、これ付けるとバルブの高さが上がってしまって逆に入れにくくなるので必要ないですね。
で、私の方法をご紹介すると、タイヤレバーを使ってホイールとタイヤの間に空間を作り、そこからバルブを潜り込ませます(下の動画参考)。
バルブを指で少し寝かせると穴の方に出やすくなりますので、そうしたら金属製のカギ棒のようなものを使ってバルブを穴に誘導して、うまくバルブの頭が穴から出たらすかさずナットで仮止めしましょう。
下の動画がタイヤレバーで空間を確保しながらカギ棒で穴に入れる作業です。ちょっと暗い画像で申し訳ないのですが、なんとかわかるかと思います。
非常にテクニカルな作業となります。他にうまい方法があるかもしれませんが、私にはこの方法が合いました。頑張りましょう!絶対できます。
この作業をモノにすればパンク修理の作業時間を大幅に短縮できますし、体への負担も減ります。
タイヤ交換のコツをまとめると以下のような感じ。
- ビードワックスをたっぷり塗る
- ホイールにリムバンドを巻く
- タイヤレバーを使ってタイヤの片側にホイールにはめる
- ある程度膨らませたチューブを入れる(先にバルブを穴に通す)
- タイヤレバーで空間を作りながらカギ棒を使ってバルブを穴に入れる
- 一旦空気を抜いてから、タイヤレバーでホイールにはめる
私は上のような感じでやっていますが、最終的には自分のやりやすい方法を見つけるのがベストです。
バルブをホイールの穴に通すことに慣れればカブのタイヤ交換の敷居は一気に下がります。工具と予備パーツさえ持ち歩けば、出先でも短時間でパンク修理ができるようになるでしょう。
うまくなるには知識だけではダメです。とにかく実際に自分の手でやってみること。そして場数を踏むことが大切です。
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