スーパーカブの煽り対策|ダミードラレコと録画中ステッカーを付けたら効果あり

スーパーカブに乗っていると、後ろから車間を詰められたり、わざと近い距離で追い越されたりして怖い思いをすることがあります。
私もスーパーカブ110に乗っていて、何度か「これは危ない」と感じる煽られ方をされたことがありました。そこで、煽り運転対策としてダミードラレコと録画中ステッカーを取り付けてみました。
結論:スーパーカブの煽り対策は「後方録画中」と一目で分かる見せ方が重要
本物のバイク用ドラレコを取り付けるのが一番安心ですが、まず安く煽り対策をしたいなら、ダミーカメラ+録画中ステッカーでも心理的な抑止効果は期待できます。
私の場合、リアまわりにカメラとステッカーを見えるように取り付けたところ、以前より後続車が距離を取るようになったと感じています。
この記事では、スーパーカブ110にダミードラレコを取り付けた方法、使ったステー、ナンバープレートへの固定方法、電源スイッチの固定場所、実際に感じた効果と注意点を紹介します。
このページの目次
スーパーカブはなぜ煽られやすいのか?
スーパーカブは原付二種でも車体が小さく、車から見ると「遅そう」「すぐ抜けそう」と思われやすいバイクです。
実際にはスーパーカブ110なら一般道の流れに乗ることは十分できますが、それでも後ろから車間を詰められたり、ギリギリの距離で追い越されたりすることがあります。
特に幹線道路や片側一車線の道では、後続車にプレッシャーをかけられるような走り方をされるとかなり怖いです。バイク側はむき出しなので、車と軽く接触しただけでも大きな事故につながります。
パトカーや白バイが常に近くを走っているわけではありません。悪質なドライバーは警察車両の前では煽らないでしょうし、結局は自分でできる対策をしておくしかありません。
スーパーカブ110にダミードラレコを取り付けた理由
ネットで色々見ていると、バイクにドラレコを付けると後続車の車間距離が変わったという体験談を見かけました。
そこで私もスーパーカブ110にドラレコを付けようと思ったのですが、本物のドラレコは配線や電源の取り出しが少し面倒そうです。
もちろん事故時の証拠を残すなら本物のドラレコが一番です。ただ、まずは安く簡単に煽り対策をしたかったので、今回はダミードラレコと録画中ステッカーで様子を見ることにしました。
「このカブは録画しているかもしれない」と後続車に思わせることができれば、危険な車間詰めや嫌がらせ的な追い越しを少しでも減らせるのではないかと考えたわけです。
なお、今回ナンバーの上にカメラ固定用のステーを取り付けたので、将来的にバッテリーから電源を取れば、本物のリアカメラを設置することもできます。
ダミーカメラ取付で用意したもの
- ダミードラレコ(監視中ステッカー付)
- ステー(ナンバープレート用)
- M3ナット(2個)
- マジックテープ(電池ボックス固定用)
ダミードラレコ
今回私が買ったのは「ダミーリアカメラ ドライブレコーダー」というもの。

北九州市にあるヒロコーポレーションという会社の製品です。お値段880円!安い!
ダミーカメラと電池ボックスがすでにコードで繋がっていて、電池を入れてスイッチを入れれば赤いLEDライトが点灯するようになっています。

アルカリ単三電池2本で30日間付けっぱなしできるようです。
なお、カメラと電池ボックスはケーブルで繋がっていますが、ケーブルを抜き差しすることはできないような作りになっています。
ステッカーも付属しています。ただし、バイクにはちょっと大きすぎたのでこれは使いませんでした(イグニッションキーのそばに貼っておくかも)。

代わりに使ったのがこちら。Sサイズです。

耐候性・耐水性にすぐれているようです。安いので色褪せたら取り替えですね。
ステッカーは日本語表記で小さすぎないものがおすすめ

英語だけのステッカーも貼ったことありましたが、やはり日本語で「録画中」と表示されてある程度の大きさのものが効果が高いような気がしました。
後続車から見にくいのでは意味がありませんからね。
ステー(ナンバープレート用)
ダミーカメラの設置場所はリアボックスの裏側に両面テープで貼り付けようかとも思ったのですが、剥がれるのも嫌なのでナンバープレートの裏にステーを設置してそこにカメラを固定することにしました。
私が買ったステーがこちらになります。

事前の組立て手順
まずはステーの上にダミーカメラの台座を取り付けます。
本来は同梱の両面テープでカメラを取り付ける仕様ですが、私は振動対策のためネジでしっかりと止めることにしました。
が、ここで問題が!ある程度想定はしてはいたのですが、ダミーカメラの台座の穴とステーの穴が少し合いにくい(一応事前に寸法は見てたけど)。かなりキツキツでネジがハの字になりつつもなんとか入りました。

さらに問題が!付属の固定ナットがなぜかネジの途中までしか入らない!なぜ??
そこで、以前買っておいたM3六角ナットが役立ちました。

かなりキツキツでネジがハの字になってましたが、ナットで締めるといい感じに固定することができました。ネジやナット類は色々なサイズを持っておくといざという時に便利ですね。
それと、私は念のためロックタイト使ってネジを緩みにくくしておきました。

続いてダミーカメラを小ネジで固定します。

後で車体取り付け時にカメラの角度を調整する必要があるのでカメラの固定ネジは仮締めです。
これでステーへの固定完了となります。

電池ボックスのスイッチを入れると赤く光ります。点滅ではなく点灯です。

これで下準備は完了。後は車体への取り付け作業となります。

取り付け後、数か月したらカメラを固定する横から入れるネジに赤錆が発生していました。サビチェンジャーを使って黒錆に変換してあります。あらかじめネジには錆止め剤を塗布しておくといいかもしれません。
車体への取り付け手順
カメラをナンバープレートに取り付け
ナンバープレート(標識)の取り外しは3番プラスドライバーが必要です。先が太いやつです。後ろにM6ナットで締めてあるので10番レンチ(メガネ)もあると便利です。
ナンバープレートを取り外したら、カメラ付きステーと重ねて共締めするだけです。
そしてカメラの角度を微調整して小ネジを締めて完了。
あらかじめステーにカメラを固定しておいたので車体への取り付け作業は簡単です。こちらがカメラ取付完了後の画像です。

横から見るとこんな感じです。

ケーブル固定
そしてケーブルを付属のフック(2個)で固定します(両面テープ)。接着する面をよく脱脂してからやります。

画像では見えませんがもう少し右側にもフックを付けてケーブルを引っ掛けています。
フックは2個しか付いてなかったのでケーブルが少し垂れ下がってしまいましたので、100均でフック買って追加するかもしれません。
電源スイッチ固定
最後に電源スイッチをマジックテープ(別売り)で固定します。カブ110の場合はシートのすぐ後ろにフラットなスペースがありましたのでそこに取り付けできました。

少しケーブルが余るので結束バンドで束ねておきます。
私は雨の日にはあまりバイクには乗らないのでこれでいいのですが、急な雨の時を考えると電池ボックスの上にかかるように防水用のビニールを貼っておくと良いかもしれません。
電源付けっぱなしでも30日以上(50日はイケるかも)は持つことを確認したので一ヶ月ごとに電池交換ということにしています。電源付けっぱなしなら盗難監視の効果も少し期待できますしね。
以上で取り付け完了になります。
今回の取り付けはバッテリーから電源を取り出す必要もないので作業自体は簡単でしかも短時間でできます。バッテリーを使用しないのでバッテリー上がりの心配もありません(電池切れの心配だけ)。
私はカメラをステーにネジ止めしましたが、説明書通り両面テープを使用すればもっと簡単です。
あと、写真撮り忘れましたが、ステッカーはリアボックス後ろの右下に貼りました。
ステッカーはカメラの近くに貼る事がとっても重要!
ステッカーよりも目立つ!フェンダーフラップ
なお、ナンバープレートの裏に挟み込んでドライプレコーダー装着のアピールが出来るフェンダーフラップという便利なグッズもあります。

後続車は前車のナンバーに目をやることが多いのでかなり効果があるようです。
金属製ではありませんが、振動に強いため、割れたり外れたりするリスクは低いでしょう。
なお、スーパーカブ110にこのフェンダーフラップを取り付けると白の三角マークが一部隠れてしまいますが、この三角マークはメーカーが自主的に付けてるだけであって、法的な強制力がないので隠れても全く問題ありません。

このフェンダーフラップを装着された方のほとんどが絶賛しています。
ちなみにキジマのデザインが好みでない場合は、無地のフェンダーフラップを買って自分のお好みのステッカーを貼る方法もあります。
問題点はある?
1ヶ月以上使ってみた結果、電池ボックスの作りがかなり甘いことがわかりました。電池の接触不良があり、スイッチを入れても点灯しないことがあります。それとフタがうまく閉まりません。
その後、電池ボックスがあったので自分で交換してみました。

ダミーカメラのケーブルを切断してみると、なぜか3本(赤、黄、黒)のコードが入っていますが、使用するのは黄色と黒だけです。新しい電池ボックスの赤コードには黄色コード、黒コードには黒コードをつなげました(わかりますかね?)。

熱をかけて熱収縮テープを密着させたら、仕上げに太目の熱収縮テープをその上に通して熱を加え、1本化して完了です(熱収縮テープはあらかじめ通しておきます)。

ですので、太目の熱収縮テープ1本と細目の熱収縮テープ2本を使うことになります。
なお、どうせ電池ボックスを交換するならと思い、3本用にしてさらに持ちをよくしています(ただし、幅が出たことでシート後ろに固定できなくなり、違う場所に移設してあります)。今まで電池2本でも1か月以上付けっぱなしOKでしたが、これで2か月電池交換なしでいけるかもしれません(私は点灯しっぱなしにしています)。

新しい電池ボックスに取り換えたことでフタが開け閉めしやすくなり、電池交換が非常に楽になりました。電源スイッチの反応も良好です。
ま、ライトを光らせなくてもいいなら電池抜いてしまってもいいかもしれませんけどね。
スーパーカブの煽り対策で効果を出すポイント
カメラだけでなく「録画中ステッカー」も近くに貼る
ダミーカメラだけだと、後続車から見たときに気付かれないことがあります。煽り対策として使うなら、カメラの近くに「後方録画中」「ドライブレコーダー録画中」と分かるステッカーを貼るのがおすすめです。
後ろの車が信号待ちなどで見たときに、「録画されているかもしれない」と思わせることが大切です。
ステッカーは英語より日本語表記のほうが伝わりやすい
英語表記のステッカーは見た目はおしゃれですが、煽り対策としては一瞬で意味が伝わる日本語表記のほうが向いていると感じます。
特にバイクの後ろに貼る場合は、後続車から見える時間が短いので、パッと見て意味が分かる「録画中」「後方録画中」のような表記が無難です。
リアボックス付きのカブはステッカー位置が重要
リアボックスを付けているスーパーカブの場合、ステッカーをどこに貼るかで目立ち方が変わります。
リアボックスの後ろ側やナンバープレート付近など、後続車の目に入りやすい場所に貼るのがポイントです。小さすぎるステッカーや、車体の影に隠れる位置では効果が弱くなります。
ダミーカメラは「本物っぽく見える固定方法」にする
ダミーカメラでも、いかにも両面テープで適当に貼っただけに見えると効果が弱くなるかもしれません。
今回はナンバープレート用のステーを使って固定したので、見た目としては本物のリアカメラに近い雰囲気になりました。スーパーカブは振動もあるので、できればステーやネジでしっかり固定したほうが安心です。
ダミードラレコの効果は?
手軽に煽り対策したい方におすすめ
まだそれほど多くの回数は走っていませんが、「邪魔っけ扱いされた抜かれ方」というのは今のところですが、皆無になりました。
心無しか車によってはかなり距離を開ける感じがします。フフフフ
最初は車間距離詰めてきても、信号待ちでカメラの存在に気付くと車間を開ける感じです。
録画した動画をSNSやYouTubeに晒されると思うのでしょうか?(ダミーなので実際は録画してないけど・・)
確かに私自身も信号待ちの時に前車のリアウィンドウに監視カメラというステッカーがあるのを見るとなんとなくプレッシャーを感じたりします。
やはり心理的効果はあるのでしょう。
とにかく、悪質ドライバーに「このバイクに嫌がらせしたら面倒な事になりそうだな」と思わせることがとっても重要です。
もちろん、ダミー付けても本物付けても煽る奴は煽るでしょう。ただ、それが少しでも減れば効果ありです。
付けて良かったと思える商品です。ダミーカメラの場合、費用対効果は抜群と言えるでしょう。
今回の費用は3,000円強でできました。ステーを使わずにリアボックスの裏にカメラを固定すれば半額程度になるでしょう。
ステッカーだけでも効果はあるようなので、それだと500円前後になります。
今回の作業では穴開けもなしですし、本物のカメラを付けるのでなければ簡単・安上りです。
ダミーカメラでは事故時の証拠物件にはならない
一方でこのカメラはダミーなので事故時の証拠には全く使えません。危険運転に対する一定の抑止力があるだけです。
実害があった時に「やっぱり本物付けときゃ良かった」なんて思いたくない方はしっかりした品質のカメラを付けることをおすすめします。
ポイントは雨風や振動に強い製品を選ぶことです。
警察は実害がないと動けない
本物のカメラで撮影した証拠があっても実害がないと警察は動いてはくれないようです。
危ない抜き方をされて頭にきたので証拠映像を警察に提出してギャフンと言わせてやるということは残念ながらできません。
仮に実害があったとしても証拠映像がないと話し合いも進展しないことがほとんどだそうです。
しかし、実害があった時はドラレコの映像は証拠となり、相手を法律で追い詰めることができるでしょう。

バイクで走っていると、よく「ひき逃げの目撃者を探しています」と書かれた看板をあちこちで見ます。それほどひき逃げが多いというわけです。
ひき逃げの瞬間を他の車のドラレコが録画している場合もありますが、他人の事故で第三者がわざわざ警察に提出するというケースは多くないと思います。
つまり、自分の事故は自分で証拠を用意しないといけないと思ったほうがいいでしょう。
バイク用ドラレコのおすすめは?
コスパで選ぶなら中国の「AKEEYO」
アマゾン一番人気のバイク用ドラレコは中国メーカー(AKEEYO)です。
中国メーカーはサクラレビューが多いのでイマイチ信用できないのですが、二宮さんが使用レビューしていますので参考になります(走行動画あり)。
二宮さんの結論では長期的な耐久性は未知数ですが、コスパがいい製品とのこと。ユピテル(BDR-2 WiFi)に比べると若干画像が荒く振動に弱そうな感じですが、私が見たところそれほど悪くはない気がします。
事故った時に相手が悪いのか自分が悪いのかぐらいは十分わかりますね。
一つ残念なのが動画ファイルがTSファイルということで、パソコンで見るには変換が必要なことですね。
中国メーカーについてはアレルギー反応がある方も多そうですが、国内メーカー(デイトナ、ユピテル、ミツバサンコーワなど)の半値以下で買えるので結構アリなんじゃないでしょうか。
現時点で最高のバイク用ドラレコは「ミツバサンコーワ」
ちなみに二宮さんは現時点で、バイク用ドラレコはミツバサンコーワのEDR-21が最高傑作としています。
映像の繊細さはこれが一番らしいです(ユピテルよりも)。ナンバーや標識なども鮮明に録画できるので何かあった時の証拠映像としてこれがベストです。
さすが、ソニー製のCMOSセンサーを搭載しているだけはあります。そしてミツバサンコーワのドラレコは雨風や振動にも強いと定評があります。
信頼性・機能性などを重視するなら迷わずこれになります。なお、現在はEDR-21の後継機種「EDR-21A」となります(GPSアンテナなし)。
GPSアンテナ付きの「EDR-21G」ですと、日時や、位置情報を録画データと共に記録しますので証拠映像として役立ちます。
煽られない運転も必要
一方で車に煽られない運転も必要です。
- 車間を詰めてきたら減速して左に寄り、道を譲る
- すり抜けしたり、右左折して、悪質ドライバーの車から離れる
- 遅めの車の後ろにつく
- 車の流れに乗れる速度を出す
煽られて意地張ってそのまま走る(抜き返したり)と思わぬ事故に発展する恐れがあります。殺されたら元も子もないのでこの場合は逃げる(離れる)のが鉄則です。
私も後ろからギリギリ走行された時や煽り運転を受けた時は逃げました。頭にきましたけど、それが最善の方法だと思っています。
人間は一線を超えると判断能力を失います。
轢かれても無保険の車だったら損害賠償請求しても大したお金も取れません。命は助かっても一生寝たきりになる事だってあります。
その事を念頭にバイクに乗られることをおすすめします。
スーパーカブの煽り対策でよくある疑問
ダミードラレコだけでも煽り対策になりますか?
本物のドラレコのように証拠映像は残せませんが、後続車に「録画されているかもしれない」と思わせる心理的な抑止効果は期待できます。
私の場合は、ダミーカメラと録画中ステッカーを取り付けてから、以前より車間を詰められることが減ったように感じました。ただし、悪質なドライバーには効かない可能性もあるので過信は禁物です。
スーパーカブには本物のドラレコを付けたほうがいいですか?
事故時の証拠を残したいなら、本物のバイク用ドラレコを取り付けたほうが安心です。
ダミードラレコはあくまで煽り運転を減らすためのアピール用です。接触事故、ひき逃げ、危険運転の証拠を残したい場合は、防水性と振動対策がしっかりしたバイク用ドラレコを選んだほうがいいでしょう。
録画中ステッカーだけでも効果はありますか?
ステッカーだけでも一定の効果はあると思います。特に「後方録画中」「ドライブレコーダー録画中」のように、後続車から意味がすぐ分かるステッカーは有効です。
ただし、ステッカーだけよりもカメラらしきものが見えていたほうが説得力は増します。安く済ませるならステッカーだけ、より本物っぽく見せたいならダミーカメラも併用するのがおすすめです。
カブで煽られたときはどうすればいいですか?
煽られたときに張り合ったり、抜き返したりするのは危険です。安全に左へ寄れる場所があれば道を譲る、コンビニや脇道に入って悪質な車から離れるなど、まずは自分の身を守る行動を優先したほうがいいです。
スーパーカブは車体が小さいぶん、車から軽く見られやすい場面があります。だからこそ、ドラレコやステッカーのような見せる対策と、危険な車から離れる運転の両方が大切だと思います。











