スーパーカブの整備で初心者にありがちなミスとは?
2022年7月1日 当サイトにはプロモーションが含まれますスーパーカブの整備で思わずやってしまいそうなミスをご紹介!下手に失敗すると修理費がかさんだり、そのまま乗ると危険なこともあるので要注意!
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スーパーカブの整備で初心者にありがちなミスとは?
ネジ山をなめる
カブに限ったことではありませんが、バイクを整備する上でネジ山をなめるというのはよくあります。
原因の多くはそのネジにあったドライバーを使っていないこと。後は長期による固着です。
なので、そのネジにあったドライバーを使ったり(バイクは3番プラスドライバーを使うことが多いです。)、回す前に潤滑剤を吹いておくと回しやすくなります。
それでもダメそうな時は深追いせずにすぐに作業を中断し、ペンチで固着したネジの外周を掴んで回します。これでたいていは回せます。
ネジやボルトの紛失
整備の際、外したネジやナットを無くしたことはありませんか?
私はアクスルナットを無くしたことがあって、仕方ないので同じナットを買いましたが、後日、マフラーとマフラーカバーの間に入っているのを見つけました(走行中コロコロ音が聞こえた)。
ネジやナット類を無くすと作業は中断し、最悪乗ることができなくなるので作業時のネジやナットの管理には注意が必要です。
小分けできるプラケースやマグネット付きトレイに入れておき、地面にそのまま置くのはやめておきましょう。
傾斜していたり、風が吹くことによってコロコロ転がって排水溝に落ちてしまって取り出せなくなることがありますよ。
ネジやナットの付け間違い
どこのネジやナットか覚えずに適当に外していくと、今度は付ける時に間違ったところに付けてもう一度やり直しということがあります。
こうなると作業時間の無駄ですし、間違ったままにしておくと走行中に緩んできて最悪、大事故につながる恐れがあります。
小分けプラケースに自分でわかりやすいように保管することが重要です。外す前にスマホで写真を撮っておくと助かることもありますのでおすすめです。
素手で触れていけないパーツに触れる
ヘッドライトのバルブやO2センサーなどの先端部分は素手で触ってはいけません。ヘッドライトのバルブ部分に素手で触れると脂が付着してしまい、そこが過熱して破損の原因になります。
また、O2センサーは定期清掃が必要ですが、これも先端部分を素手で触ると感度が鈍るので触れないようにしましょう。
オイルをこぼす
オイル交換は初心者の方でも手軽にできる整備の一つですが、うっかりオイルをこぼすとタイヤに付着することで滑りやすくなり大変危険になります。
作業の際は、畳んだ新聞紙やダンボールを地面に敷くことがポイント。その上にオイル受けやオイル処理箱を乗せてオイルを排出しましょう。
また、オイルジョッキを勢いよく傾けるとフタが開いてドバっとオイルを撒き散らすことになりかねませんので慎重にやることが重要です。
特にエーモンのオイルジョッキをお使いの方はお気をつけ下さい。フタやノズルが外れることがあります。
グリス塗りすぎ
アクスルシャフトやブレーキパッドなどグリスを塗るパーツがありますが、塗りすぎに要注意です。余分なグリスはホコリを付きやすくしてしまうだけでなく、染み出てきて万が一タイヤなどに付着すると滑って大事故になりかねません。
グリスは薄く伸ばすように塗って、塗り過ぎたらと思ったらふき取りましょう。
バックミラー調整
バックミラー調整は通常2つのスパナを使って行いますが、これを1つだけのスパナでやると締めても締めてもなぜか緩んだりしてなかなかうまく締め付けできません。
走行中にバックミラーが緩んでくると後方を確認することができなくなったり、集中力も落ちますので危険です。
スパナを持っていないか、あるいは1つしか持っていない場合は、ダイソーなどの100均の安物でもいいのですぐに買って調整しましょう。
100均の工具は基本的におすすめできませんが、さすがに一発で壊れることはないかと思いますし、ミラー調整程度であればそれでも可です。
前タイヤ交換でセンタースタンド外れる
これ最悪です。前タイヤ交換の際、リアキャリアに重たいもの(ペットボトルの水など)を置き前輪を浮かせる必要がありますが、バランスを崩すとセンタースタンドが外れて前倒しになってしまい、再びセンタースタンドをかけ直すのが大変困難になります(一人ではできない)。
前タイヤを外したら、バランスを崩さないようにフロントフォークの下に適当な高さの台をかませておくのがいいでしょう。
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