スーパーカブ盗難保険のおすすめは? ZuttoRide Clubのプラン比較と選び方【2026年版】

2025年12月1日 当サイトにはプロモーションが含まれます

スーパーカブの盗難保険への加入を検討している方向けに、保険会社の選び方やおすすめプラン(ロードサービス付きプラン含む)をわかりやすく解説します。さらに、盗難が多い車種ランキングやスーパーカブが盗まれる決定的瞬間動画、盗難防止グッズとの併用のコツもまとめました。

アニメ「スーパーカブ」やハンターカブCT125・スーパーカブC125の登場で人気が一気に加速し、「新車が手に入りづらい」「中古が高騰」という状況が続いています。そのぶん盗難のリスクも確実にアップしています。

特に40万円オーバーのハンターカブCT125やスーパーカブC125は、バイク泥棒から見れば“おいしいターゲット”。フルモデルチェンジのたびに車両価格も上がっており、今やカブ110クラスでも30万円を超える時代です。

この記事でわかること
  1. スーパーカブ各モデルにおすすめの盗難保険プラン
  2. ZuttoRide Clubがカブ乗りに向いている理由
  3. ロードサービスの必要性と選び方
  4. スーパーカブの盗難状況・盗難が多い車種
  5. 盗難防止グッズと保険の上手な組み合わせ方

このページの目次

スーパーカブの盗難保険のおすすめプラン

まずは「今すぐ盗難保険に入りたい!」という方向けに、スーパーカブ各モデルのおすすめプランを整理しておきます。ここではバイク盗難保険「ZuttoRide Club」を例に、おすすめグレードを紹介します。

スーパーカブ50の盗難保険おすすめプラン

メーカー希望小売価格(海外・海外向けモデルの場合は購入車両本体価格)の税抜価格に応じて、補償金額を選ぶ仕組みです。

スーパーカブ50(AA09)の車両本体価格は247,500円なので、基本的には「盗難30」がちょうどいいラインになります。

項目盗難30
年会費12,700円
(一日約35円)
契約期間1年間
車両盗難保険
(上限)
30万円
車両盗難時
自己負担
5%
パーツ盗難保険
(上限)
5万円
カギ穴いたずら 補償
(上限)
3万円

ノーマルに近い乗り方ならこのクラスで十分カバーできます。リアボックスやちょっとしたカスタムパーツもある程度まではフォロー可能です。

スーパーカブ110の盗難保険おすすめプラン

スーパーカブ110(JA59)は車両本体価格が302,500円なので、こちらも「盗難30」が目安になります。

項目盗難30
年会費12,700円
(一日約35円)
契約期間1年間
車両盗難保険
(上限)
30万円
車両盗難時
自己負担
5%
パーツ盗難保険
(上限)
5万円
カギ穴いたずら 補償
(上限)
3万円

通勤・通学やツーリングで酷使する方は、パーツ代も含めて「このくらいは返ってきてほしい」というラインだと思います。カスタムが多い場合は、もう一段上の補償も検討の余地ありです。

スーパーカブC125の盗難保険おすすめプラン

スーパーカブC125(JA58)の車両本体価格は440,000円。ここまでくると「盗難30」では不足気味なので、「盗難50」クラスを選びたいところです。

項目盗難50
年会費19,000円
(一日約52円)
契約期間1年間
車両盗難保険
(上限)
50万円
車両盗難時
自己負担
5%
パーツ盗難保険
(上限)
5万円
カギ穴いたずら 補償
(上限)
3万円

ここまで高額になると「盗まれたら買い直しはかなりキツい」レベルなので、保険の重要度はぐっと上がります。

CT125 ハンターカブの盗難保険おすすめプラン

CT125 ハンターカブ(JA55)の車両本体価格は444,000円。こちらもスーパーカブC125と同じく「盗難50」クラスを選ぶのが安心です。

項目盗難50
年会費19,000円
(一日約52円)
契約期間1年間
車両盗難保険
(上限)
50万円
車両盗難時
自己負担
5%
パーツ盗難保険
(上限)
5万円
カギ穴いたずら 補償
(上限)
3万円

今すぐスーパーカブの盗難保険加入お申し込みの方はこちら!

スーパーカブの盗難保険は加入者23万突破・ロードサービス【ZuttoRide Club】

参考までに、現行カブ系の希望小売価格(新車価格)は以下の通りです(2022/5時点)。

車種希望小売価格
スーパーカブ50
(AA09)
247,500円
クロスカブ50
(AA06)
308,000円
スーパーカブ110
(JA59)
302,500円
クロスカブ110
(JA60)
363,000円
スーパーカブC125
(JA58)
440,000円
CT125・ハンターカブ
(JA55)
440,000円

スーパーカブC125やCT125 ハンターカブは原付二種とはいえ、125ccエンジンにデジタルメーター、ディスクブレーキ(ハンターカブは前後ディスク)、LEDヘッドライトなど装備も豪華。車両本体だけで40万円以上します。

車両価格が高いほど転売価格も高くなりますから、プロの窃盗団から見れば狙わない理由がありません。盗難ロックを複数かけていても、ミニリフトやトラックで「ロックごと」持っていかれるケースが増えているため、盗難保険の重要度はますます高くなっています。

繰り返しますが、C125やハンターカブCT125は40万円オーバーの“高級カブ”です。バイク泥棒から見れば「本気で狙う価値がある車種」。

しかも、新車の供給不足と中古バイクの高騰で、市場全体が盗難にとって追い風の状態になっています。カブといえど、ここまで高額なら盗難保険はほぼ必須と言っていいでしょう。

盗難保険に入っていないと、盗まれた瞬間に0円。車両本体はもちろん、付けてきたアクセサリーやカスタム費用もすべて自腹でやり直しになります。

なお、私のカブ110(JA07)の場合は、アクセサリーだけでもこれだけ付けています。

アクセサリー価格
(工賃含まず)
純正ウインドシールド12,600円
純正ナックルバイザー3,675円
純正グリップヒーター11,235円
純正アラーム9,534円
純正ビジネスボックス14,700円
合計51,744円

工賃を含めれば7万円では済まないと思います。実際に盗難に遭えば、車両本体価格にこうしたアクセサリー代や工賃もまるごと上乗せされるわけですから、経済的損失はかなりの額になります。

スーパーカブの盗難保険に「ZuttoRide Club」をすすめる理由

次に、数あるバイク盗難保険の中で、なぜ「ZuttoRide Club」をおすすめしているのか、その理由を整理します。

スーパーカブの盗難保険は「信頼できる代理店」が重要

バイクの盗難保険で一番大事なのは、約款の細かい字よりも「実績と信頼のある代理店かどうか」です。ZuttoRide Clubは、次のような点で安心感があります。

「ZuttoRide Club」が選ばれる理由
  1. 全国6000店以上のバイクショップが導入
  2. 会員数24万人突破の実績
  3. バイク専門で20年以上の運営歴
  4. 4大メーカーが認めたサービス
  5. パーツ盗難やカギ穴イタズラも補償(工賃・消費税も対象)
  6. 最大3年までまとめて契約が可能(長期割引あり)
  7. 継続加入もOK(一般的な盗難保険は2~3年で加入不可になることも多い)

加入者数や取扱店の多さは、そのまま「クレームが少なく、サービスが続いている」証拠でもあります。保険料の不払いが多い会社なら、20年以上も業界で生き残ることはまずできません。

また、最近増えているのが「車両本体は盗まれなかったけど、パーツだけや鍵穴だけやられた」というケース。カブはパーツも豊富なので、部分的に狙われやすいのです。ZuttoRide Clubは、こうした被害にも対応しているのが強みです。

さらに、継続加入できる点も見逃せません。昔入っていた盗難保険は1年だけで、継続不可というものも少なくありませんでした。

盗難保険+ロードサービスで「壊れても・盗まれても」安心

ZuttoRide Clubは盗難保険だけでなく、6つのロードサービスも用意されています(別途加入)。盗難よりも頻度が高いのは、実は「故障」や「トラブル」です。

24時間レスキューセンターレッカーサービス現場応急対応
カギ開けガス欠バッテリー上がり

ロードサービスプラン比較

ロード50
ロード100
ロード無制限
年会費
5,990円
(一日約17円)
7,990円
(一日約22円)
9,990円
(一日約28円)
契約期間
1年間1年間1年間
無料搬送距離
50km100km無制限

出先でのパンクやエンジントラブルは、私自身も何度か経験がありますが、そのたびに思うのは「結局、最後に頼れるのは自分かロードサービスだけ」だということです。

こうしたロードサービスに加入していない状態でレッカー搬送をお願いすると、距離によっては数万円〜十数万円という請求になりかねません。実際に、100kmレッカーで63,800円かかった例もあります。

ちなみに、100kmというと東京駅を中心にすると以下くらいのエリアまで届きます(直線距離の目安)。

富士山 / 群馬県前橋駅 / 栃木県宇都宮駅 / 静岡県三島駅 / 静岡県伊東駅

ZuttoRide Clubのロードサービスなら、この距離でも無料範囲に収まります。

私は以前、パンクしたカブを新宿から笹塚まで(約3km)押して帰ったことがありますが、この距離でも翌日は仕事を休みたくなるレベルでした(^^)/。それを考えると、年会費でロードサービスを確保しておく価値は十分あると思います。

スーパーカブでもロードサービスは必要?

近所をちょこちょこ走る程度であれば、ロードサービスの優先度は低めです。

また、私のようにチューリッヒ保険の任意保険に加入していて、そこにロードサービスが付帯している場合は、ZuttoRideのロードサービスを重ねて入る必要性はあまりありません。

一方、通勤・通学で毎日使う、あるいはツーリングで中長距離を走る方は、万が一の故障時に「入っててよかった」と思う場面が必ず出てきます。

「ZuttoRide Club」の盗難保険に加入できないケース

競技用車両/サイドカー付き車両/トライク・バギー/事業用の緑ナンバーの車両/軸長(ホイールベース)が1900mmを超える車両/ホンダCBX400F(NC07:1型2型)/CBX400カスタム(NC11)/CBX550F(PC04)及び同車種の逆輸入車

また、車両本体金額や登録日などを証明できる資料がない場合、盗難時に店頭購入価格での補償ができないケースもあります。このあたりは加入前に一度チェックしておくと安心です。

ホンダ正規販売店で新車購入なら盗難保険が1年無料

ホンダ正規販売店でスーパーカブの新車を購入した場合、1年間の盗難補償が無料で付帯します(有償で2年プランもあり)。オプション(1,430円)でロードサービスとカギ穴イタズラ補償も追加可能なので、正規販売店から新車を買う方にはありがたいサービスです。

ただし、ロードサービスの無料距離は10kmとかなり短め。それ以上は1kmごとに500円の追加料金が必要なので、「あくまでおまけ」と考えておいた方がいいでしょう。

ホンダの盗難補償付帯サービスの詳細はこちらをご覧ください。

原付バイクでも盗難保険に入るべきか悩む理由

スーパーカブのような原付・原付二種でも盗難保険に入るべきかどうか、悩む方のよくある理由を整理してみます。

(1)「スーパーカブに盗難保険までは必要ないのでは?」

「盗難保険は大型バイクや外車のためのもの」というイメージを持っている人は多いと思います。しかし、今のスーパーカブは昔と違い、車両本体だけでも20万円台後半〜30万円台が当たり前。

リアボックスやグリップヒーター、スクリーンなどのパーツを含めれば、30万円オーバーは珍しくありません。私の場合は工賃も含めれば40万円近くかかっているはずです。

盗難保険に入っていなければ、盗まれた時は一銭も戻ってきません。40万円かけたバイクが一瞬で0円になるわけです。スーパーカブ乗りは庶民派が多いと思いますが、40万円の損失がノーダメージで済む人はそう多くないでしょう。

(2)「バイク盗難保険に払うお金がもったいない」

原付バイクの盗難保険に入らない理由として多いのが、「そこまでお金をかけられない」というものです。カブの魅力は維持費の安さですから、気持ちはよくわかります。

ただ、自分である程度メンテナンスができるようになると、バイク屋さんに払っていた点検・修理代が浮き、その分を盗難保険に回すことができます。

しかも、スーパーカブのパーツ類はアマゾンなどでかなり安く手に入るので、工賃+パーツ代を自分で節約できれば、保険代どころか「お釣り」が出るくらいです。

メンテナンスはYouTubeやブログに情報が豊富にあり、スーパーカブは構造も比較的シンプル。世界で一番売れているバイクだけあって、情報面でも恵まれています。

(3)「盗難保険は本当に支払われるのか不安」

バイクの盗難保険に対して、「いざ盗まれても保険金が下りないのでは?」と不安に感じる方も少なくありません。確かに、ニュースなどで保険の不払いが話題になることもあります。

ただし、盗難保険にも当然ながら条件があります。たとえば、

  • ハンドルロックもせず
  • 鍵を挿しっぱなしにしてコンビニへ行き
  • その間に盗まれた

といったケースだと、保険金が下りない可能性は高いです。これは「重大な過失」と判断されても仕方ありません。

逆に、ハンドルロックをしてU字ロックもかけておけば、通常は保険対象になります。さらに心配な方は、違うタイプのロックを複数使い、カバーもかけておけば万全と言っていいでしょう。

河川敷などに何日も放置するような極端なケースでなければ、普通に使っている分には保険金が支払われると考えて問題ありません。

(4)中古バイクでも盗難保険に入れるのか?

「盗難保険は新車購入時だけ」というイメージを持っている方もいますが、査定表に記載のある車種・年式の2輪オートバイであれば、新車・中古・国産・外車を問わず加入できます。

スーパーカブであれば、中古車はもちろん、個人売買で入手した車両でもOKです。

スーパーカブの盗難率は高いのか?

警視庁管内バイク盗難件数と発生場所(平成30年度)

まずは警視庁管内におけるバイク盗難件数を見てみましょう(平成30年度)。

(1)バイク盗難発生件数

1,515件

都内だけで、一日に平均すると4台前後のバイクが盗まれている計算になります。

(2)バイク盗難発生場所

「住宅」「駐車場・駐輪場」「道路上」の順

意外にも、盗難発生場所として最も多いのは「道路上」ではなく、自宅敷地内などの「住宅関連」です。全体の約6割(61.8%)が敷地内での盗難で、「家だから安心」と油断している人が多いことがわかります。

特にマンションや団地の駐輪場は狙われやすく、最近は戸建ての駐車スペースにまで平気で入ってくる不審者もいるので要注意です。

バイク盗難が多い車種(125cc以下)

次に、125cc以下のミニバイクで、各メーカーの盗難上位車種を見てみます。

ホンダ
ヤマハ
スズキ
1
PCX125ジョグアドレスV125
2
モンキーシグナス125Xアドレス110
3
ディオビーノレッツ4
4
エイブ50NMAX125アドレスV50
5
ジョルノアクシストリートGN125H

この表ではスーパーカブは上位5位には入っていませんが、「地味だから狙われない」と思ったら大間違いです。海外需要やパーツ需要もあり、カブをピンポイントで狙う窃盗団も存在します。

スーパーカブ盗難の決定的瞬間

夜中の3時過ぎに、スーパーカブがあっさりと盗まれてしまう決定的瞬間を記録した動画があります。盗難防止策はハンドルロック+前輪ワイヤーロック、そしてバイクカバー。

動画を見るとわかりますが、スーパーカブは軽いため、犯人が後輪を持ち上げて簡単に動かしてしまっています。歩道に駐輪していたため、そこそこ盗難対策はしていたものの、やはり狙われやすい条件が揃っていたと感じます。

私が見て感じた「良かった点」「まずかった点」をまとめると以下の通りです。

【良い点】

・カバーをかけていた

・前だけとはいえワイヤーロックをしていた

【悪い点】

・電柱がすぐ横にあるのに地球ロックしていなかった

・前輪しかロックしていないため後輪を持ち上げられてしまった

・盗難警報装置が付いていなかった(と思われる)

・広い歩道に駐輪しており、車への積み込みが容易だった

深夜で人通りも車通りも少なく、犯人にとっては絶好の環境でした。電柱で地球ロックしていれば多少は時間を稼げたかもしれませんが、歩道が広く車も停めやすいため、最終的には「二人がかりで持ち上げて車へ」が成立してしまいます。

バイクの振動を検知してスマホに通知してくれる機器(例:ガーミンEDGE 530)もありますが、Bluetooth接続なので遠距離では使えません。この動画の持ち主が前のマンション住まいで、窓際に本体を置いていたなら、防げた可能性もゼロではありません。

ただし、現場に駆け付けた際に犯人とかち合うリスクもあり、対応には慎重さが必要です。

盗難防止グッズだけでバイクは守りきれるのか?

残念ながら、どれだけ盗難防止グッズを駆使しても「絶対に盗まれない」とは言い切れません。ただし、カバー+複数ロックを徹底することで、「狙われにくくする」ことは十分可能です。他にもっと楽な獲物があれば、そちらに流れてくれます。

実際、私は自宅と出先でスクーターを2台盗まれていますが、そのときの対策はハンドルロックと安いU字ロックだけでした。その後、

  • 前後に違うタイプのロックをかける
  • 必ずボディカバーをかける

という対策に切り替えてからは、一度も盗難被害に遭っていません。

窃盗団は「時間がかかること」を何より嫌います。できるだけ短時間で、目立たず犯行を終える必要があるからです。

もちろん、どれだけ対策してもミニリフトで持ち上げてトラックに積んでしまえばアウトです。二重三重のロックとカバーをしていても、やられるときは本当にあっけなくやられます。

それでも、きちんとハンドルロック+チェーンロックをしていれば、少なくとも盗難保険の支払い対象にできます。

ちなみに、下の写真が以前使っていたU字ロックです。

んん?? よく見ると・・・

ここにも・・・

明らかに切断しようとした痕跡がありますが、途中で諦めたようです。この程度のロックすら切れないあたり、プロではなく素人の仕業でしょう。

レンタルコンテナで保管すれば盗難保険はいらない?

レンタルコンテナとは、屋外コンテナや屋内(地下など)にバイクを保管するサービスです。

「バイクコンテナに入れておけば絶対安全」と思いたいところですが、実際には環境次第です。人通りや車の往来が多く、街灯や防犯カメラが整っている場所ならリスクは下がりますが、逆に人目が少ない立地だと、コンテナごと狙われた事例もあります。

コンテナの鍵も、普通の南京錠タイプだとプロにとっては簡単に壊せるレベルです。高級バイクが多く保管されている場所ほど、盗難グループのターゲットにもなりやすくなります。

スーパーカブ乗りがレンタルコンテナを借りるケースはそこまで多くないと思いますが、

  • マンションの駐輪場に置き場所がない
  • どうしても通勤等で毎日使う

といった事情があれば検討対象になるでしょう。

借りる前には必ず現地を下見して、

  • セキュリティが甘くないか
  • 人通りや治安の雰囲気はどうか

などを確認してから契約することをおすすめします。

バイクコンテナの数自体は都市部が中心で、そこまで多くはありませんが、郊外で近所にあれば比較的安い賃料で借りられることもあります。青空駐車の月極よりは、盗難対策としてはだいぶ有利です。

とはいえ、「コンテナがあるから盗難保険はいらない」とまでは言えません。安易に格安コンテナに飛びつくのもおすすめできません。

バイク泥棒の検挙率はたった1割

バイク泥棒の検挙率、つまり逮捕される割合をご存じでしょうか?

なんと、たった1割程度と言われています。つまり、9割は逮捕されることなく、盗難を成功させているのです。

しかも、捕まる1割の多くは「出来心で盗んだ若者」レベル。専用工具や車両を使うプロの窃盗団は、まず捕まりません。イモビライザー付きの高級車でさえ、彼らの手にかかれば簡単に持っていかれます。

かなりショッキングな現実ですが、バイク乗りはこの状況を前提に対策を考える必要があります。

ココセコムとバイク盗難保険、どっちがおすすめ?

スーパーカブにココセコムを付けている人はあまり聞きませんが、高級バイクでは一定数いるようです。ココセコムだけで盗難保険の代わりになるのか、少し考えてみます。

ココセコムは「盗難にすぐ気づけるか」が勝負

以前のココセコムは、盗難に気づいてから位置情報を追跡する仕組みでした。そのため、

  • 夜中にこっそり盗まれる
  • 翌朝、バイクがないことに気づく
  • すでにココセコム本体は外されている

というパターンが多く、正直なところ効果は限定的でした。

近年は「異常監視+位置情報サービスタイプ」が登場し、一定距離以上移動するとセコムへ自動通報される機能が追加されています。月額2,400円〜と、かなり本格的なサービスです。

ただし、盗難後に素早く受信機を外されてしまえば、追跡がそこで途切れる可能性は高いです。セコム隊員が出動しても、途中で見失ってしまうケースは十分あり得ます。

ココセコム装着車だけを狙う窃盗団もいる

さらに厄介なのが、ココセコムからの電波だけを拾って「ココセコム装着車だけ」をターゲットにする窃盗団の存在です。ココセコムを付けるのは高級車が多いので、彼らからすれば効率が良いのです。

そう考えると、「相手に車両の場所を教えてしまっている」という皮肉な状況にもなりかねません。スーパーカブの場合、盗難保険とココセコムの両方を入れる人はほとんどいないと思いますので、優先度としては盗難保険の方が上です。

まとめると、

  • 盗難保険に加えてココセコムを併用するなら一定の効果は期待できる
  • ココセコムのみで盗難保険代わりにするのはおすすめできない

という感じです。

警察は「最後の砦」ではあるが、あてにはできない

残念ながら、よほどの証拠が揃っていない限り、バイク盗難ごときで警察が本格的に動いてくれるケースは多くありません(私の経験上)。

バイクを盗まれたとき、交番に被害届を出しに行きましたが、警官によって温度差が大きく、やる気のない人も正直いました。一方で、

「乗り捨てられて見つかることも多いですよ」

と親身になってくれた警官もいて、実際に出てきたこともあります。ただし、出てこなかったケースの方が多いのも事実です。

車の車上荒らしに遭った時も、「たまには乗ってあげてください」程度で、積極的な捜査は期待できませんでした。

防災も防犯も、基本は「自己防衛」。警察はあくまで最後の砦くらいに考えておき、普段から自衛策と保険でリスクを下げるのが現実的です。

スーパーカブ盗難保険まとめ

バイク盗難がいつ自分の身に降りかかるかは誰にもわかりません。家を失う災害に比べれば損失額は小さいかもしれませんが、それでもスーパーカブなら30万〜40万円近いお金が飛んでいくことになります。

コツコツと手を入れて自分好みに仕上げたカブを盗まれるショックは、金額以上のダメージです。車体が戻ってくる可能性も低く、戻ってきてもボロボロというケースも少なくありません。

だからこそ、経済的損失だけでも減らすために、バイク盗難保険「ZuttoRide Club」を検討してみてほしいのです。

保険料については、自分でカブを整備できるようになれば、浮いた工賃だけで十分まかなえますし、むしろ余裕が出るくらいです。

スーパーカブの盗難保険は加入者23万突破・ロードサービス【ZuttoRide Club】

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管理人プロフィール

19歳からバイクに乗り始め、2010年からホンダスーパーカブ110(JA07グリーン)が愛車(たぶん死ぬまで)。

◆これまでの車歴
ホンダゴリラ(車の流れについていけずすぐ売却)
ホンダCBX250RS(上野のポンコツ)
ホンダディオ(図書館駐輪場で盗難)
ホンダリード90(バイク屋に売ってその後韓国に行ったとか)
ホンダフリーウェイ2(マンション前で盗難)
タイカブ100EX(事故で廃車)
ホンダフリーウェイ2(中古店で事故車つかまされた)
※中古で買ったのはCBX250RSと2台目のフリーウェイだけで後は新車です。