スーパーカブの空気入れ|自転車用は使える?携帯・電動のおすすめ

スーパーカブを安全に乗るうえで、タイヤの空気圧管理はかなり重要です。
空気圧が低いまま走ると、タイヤがふらつきやすくなり、燃費の悪化や偏摩耗にもつながります。ひどい場合はリム打ちやタイヤの損傷につながるため、パンクのきっかけにもなります。
そこで用意しておきたいのが、空気入れとエアゲージです。
結論から言うと、スーパーカブのタイヤには自転車用の空気入れでも使えます。ただし、出先で使う携帯用と、自宅で空気圧を管理するための据え置き用では、選び方を分けた方が使いやすくなります。
このページの目次
スーパーカブの空気圧は定期的に確認する
タイヤの空気は、パンクしていなくても少しずつ減ります。
「見た目では減っているように見えない」状態でも、実際には指定値を下回っていることがあります。特にスーパーカブはタイヤが細いため、空気圧の変化による乗り味の違いを感じやすいです。
このような症状があれば、まずエアゲージで確認してみてください。
適正空気圧は、車種・年式・一人乗りか荷物を積むかによって異なります。チェーンケース付近の指定ラベル、または取扱説明書に書かれた数値を基準にします。
私のJA07では前輪200kPa、後輪250kPaを目安に管理していますが、同じスーパーカブでも条件によって異なるため、自分の車両の指定値を優先してください。
スーパーカブに自転車用空気入れは使える?
スーパーカブのバルブは、自動車や多くの自転車と同じ米式バルブです。
そのため、米式バルブに対応した自転車用空気入れなら基本的に使えます。ロードバイク用などの高圧対応ポンプであれば、スーパーカブの空気圧も問題なく入れられます。
ただし、安価な携帯ポンプは小型なぶん、一度に送れる空気量が少なめです。空気圧が少し下がったタイヤを補充する用途には便利ですが、完全に空気が抜けた状態から入れると、それなりに回数が必要になります。
出先用におすすめの携帯空気入れ
リアボックスに常備しているのが、パナレーサーのミニフロアポンプです。

携帯ポンプですが、地面に立てて足で固定しながら使えるため、手で持ったまま使う小型ポンプより空気を入れやすいです。
タイヤ交換後に空気圧ゼロの状態から使ってみましたが、想像していたほど大変ではありませんでした。普段の空気圧チェックで少し補充する程度なら、十分に実用的です。
ハンドルとフットステップが折りたたみ式で、全長は約34cm。リアボックスのすき間にも入れやすく、アルミ製なので錆びにくいのも気に入っている点です。

注意点は、エアゲージが付いていないことです。
ポンピング回数だけで「このくらい入っただろう」と判断すると、指定空気圧に届いていなかったり、入れすぎたりします。携帯ポンプを使うなら、別途エアゲージも一緒に持っておくことをおすすめします。
ホースはやや短めなので、地面に立てて使う時はタイヤの近くに置く必要があります。ただ、出先で使う緊急用としては軽く、場所を取らず、十分使いやすいポンプです。
パナレーサー ミニフロアポンプAmazonで見る
手動が面倒なら携帯電動空気入れ

手動ポンプは安くて壊れにくい反面、空気圧が大きく下がっていると、それなりにポンピングが必要です。
そこで便利なのが、充電式の携帯電動空気入れです。
携帯電動空気入れは、設定した空気圧まで自動で充填し、指定値になると停止するタイプが主流です。ツーリング前の空気圧調整や、出先で空気が少し減っている時の補充がかなり楽になります。
一方で、充電切れでは使えません。ツーリング前には残量を確認し、長期間リアボックスに入れっぱなしにするなら定期的に充電しておく必要があります。
また、電動空気入れは作動音が大きめです。早朝や夜間の住宅街では使いにくいので、使用する時間と場所には注意してください。
なお、空気を入れてもすぐ抜ける場合は、パンクやバルブの不具合が考えられます。電動空気入れは応急的な補充には役立ちますが、パンクそのものを直せるわけではありません。
携帯電動空気入れAmazonで見る
自宅用ならゲージ付きフロアポンプが便利
自宅で定期的に空気圧を管理するなら、ゲージ付きのフロアポンプが一番使いやすいです。
私が自宅用に使っているのは、パナレーサーのゲージ付きフロアポンプです。

本体にエアゲージが付いているため、途中で何度もゲージを付け外しせず、目標の空気圧を見ながら入れられます。
ホースも携帯ポンプより長く、スーパーカブをセンタースタンドで立てた状態でも使いやすいです。タイヤ交換後に空気圧ゼロから入れる場合も、携帯ポンプよりずっと楽です。

ポンプ本体のゲージは目安として便利ですが、精度を重視するなら最後に単体のエアゲージでも確認すると安心です。
タイヤに空気を入れすぎた時は、エアゲージの減圧ボタンなどを使って、指定値まで抜きます。空気を入れる時点で多めに設定するのではなく、最初から指定空気圧を目標にしてください。

樹脂製ポンプは屋外に置くと紫外線や雨で劣化しやすいため、できれば室内や物置で保管した方が長持ちします。
屋外保管になりやすい場合や、耐久性を優先したい場合は、アルミ製フロアポンプも選択肢になります。
パナレーサー ゲージ付きフロアポンプAmazonで見る
空気入れと一緒にエアゲージを用意する
空気入れだけでは、正確な空気圧管理はできません。
ポンプに付属しているゲージは便利ですが、携帯ポンプには付いていないことも多く、ガソリンスタンドの空気入れも精度が安定しているとは限りません。
スーパーカブ用に空気入れを買うなら、エアゲージも一つ用意しておくと安心です。
空気圧が短期間で何度も下がるなら、釘やネジを踏んだスローパンク、バルブの劣化、リム周辺からのエア漏れなどを疑ってください。
ガソリンスタンドの空気入れだけでは不便な理由
ガソリンスタンドでも空気は入れられますが、スーパーカブでは使いにくいことがあります。
自動車用の空気入れはホースやチャックが大きく、縦向きのバイク用バルブには取り付けにくい場合があります。また、セルフスタンドでは空気入れが置いていなかったり、故障中だったりすることもあります。
出先で空気圧が気になった時にすぐ対応するためにも、自宅にはフロアポンプ、リアボックスには携帯ポンプか電動空気入れを入れておくと安心です。
スーパーカブの空気入れは用途で選ぶ
スーパーカブの空気入れは、どれか一つだけ選ぶよりも、用途で分けると失敗しません。
タイヤの空気圧は、派手なカスタムよりも走りや安全性に直結する基本整備です。
月に一度を目安に確認し、長距離ツーリングの前や荷物を多く積む前にも空気圧を見ておけば、スーパーカブをより安心して走らせられます。








