スーパーカブは危ないのか?乗る上で注意したいこと10選
2022年7月8日 当サイトにはプロモーションが含まれますスーパーカブは危ないのか?乗る上で注意したいこと10選を解説。車しか乗ったことがないと思わぬ事故や違反、トラブルに見舞われることがあります。
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スーパーカブは危ないのか?乗る上で注意したいこと10選
車に煽られやすい
私がビッグスクーターからスーパーカブ110に乗り替えてすぐに気づいたことは、車に煽られたり、嫌がらせをされることが多いことです。
後ろからバイクが来たと思ったら、左に幅寄せして通せんぼする車がたまにいます。中にはドアを開けてまで妨害する輩もいました。器の小さい情けない行為です。
そういう低能なドライバーをうまくかわしながら走る必要があります。処世術のようなものでしょうか。
後ろから煽られないためにダミーのドラレコを付けています。効果ありです。
煽る車は国産スポーツ車、外車、トラック、土建屋のワゴン車が多いですが、お客の乗っていない観光バスやタクシーもやりますのでご注意下さい。
ブレーキが効かない
スーパーカブC125やハンターカブCT125以外のスーパーカブはドラムブレーキなので悲しいほどブレーキが効きません。
それでも私のスーパーカブ110(JA07)の前輪は標準でデカドラムなのでは多少は効きますが、後輪はオマケ程度しか効きません。
車やバイクは走ることよりも止まることの方が重要です。
貧弱なブレーキのバイクは基本的に早めのブレーキと、雨の日はスピードを落として走行しないと急な事態に対応できずに事故を起こします。
これからカブ系を買おうとするならディスクブレーキやABSが装着されているハンターカブをおすすめします。
ハンターカブCT125は車両価格が40万円以上しますが、前後輪ディスクブレーキ&前輪ABS付きなので安定した制動力があります(買い替えたい~)。
雨の日のスリップに注意
マンホール
まるで事故を誘発するために設置されたと思うほどマンホールは滑りやすいです。
水道管の上にあるわけですが、ちょうどバイクが通りそうな位置にいやらしくあることが多く、雨の日にカーブを走行中、車体を寝かせ気味でマンホールの上を通過すると高確率で滑ります。
雨の日はマンホールの上で車体を寝かせるような走りは絶対に避けなければなりません。
滑って対向車線にでもはみ出すと衝突する危険や、ガードレールにぶつかってバイクが大破する可能性もあります。
雨の日はタイヤの溝も含めてかなりの注意が必要です。
ペイント(横断歩道など)
マンホール同様、横断歩道などのペイントも滑りやすいです。そろそろ滑りにくいペイントは開発されないのでしょうか。
やはりこれも雨の日にペイントの上で曲がるのは避けたいところです。交差点で曲がる際に特に注意しましょう。
交差点の中にあるマンホールなんかは最悪ですね。
法定速度に注意
原付(50CC)の法定最高速度はたった30kmです。原付2種(125cc以下)は標識で最高速度が指定されていない場合は60kmです。
車の流れに慣れてしまっている方は遅く感じます(景色が動かない)。車の感覚でスピードを出してしまうとすぐにスピード違反で捕まりますので注意しましょう。
たまにレンタカーを借りて一日走った直後にスーパーカブに乗ると、あまりの加速力のなさに違和感を感じることがあります。
なお、原付2種は速度警告灯がありませんので、スクーターなどはうっかりスピードを出し過ぎてしまう傾向がありますので注意しましょう。
原付は2段階右折が必要
原付(50cc)の場合は2段階右折が必要となります。交差点に下のような標識があれば二段階右折が必要です。
面倒ですが、右折専用ラインが渋滞している時などは逆に二段階右折した方が早く右折できます。ただし、原付二種の場合は二段階右折はNGだそうで、やるなら一旦エンジンを切って降りる必要があります。
原付通行禁止の道路に注意
車だと通行禁止の制約はほとんどありませんが、バイク(特に原付)だと通行禁止の道路が全国に多くあります。
125cc以下の自動二輪 原 付 |
50cc以下の原付が通行禁止のトンネルや125cc以下通行禁止のバイパスなどが多いです。流れが速いので車と一緒に走ると事故の危険が高いからです。
排気量に応じたルート案内ができるナビもあります。
チューブタイヤだとパンクに注意
スーパーカブはチューブタイヤです。つまり釘を踏めばパンクするということ。チューブレスだと釘を抜かなければ走行はできますが、チューブタイヤだと走行することはできません。
最寄りのバイク屋さんまで押して歩くのも大変なほど重く感じます。
パンクをできるだけ避けるには適正空気圧を保つようにすることと、路肩を走らないこと、そして、古いタイヤやチューブは早めに交換することでしょうか。
これをするだけでもかなりパンクのリスクを減らすことができます。
軽装に注意
原付バイクは手軽に乗れるので、サンダルのような存在です。しかし、バイクは車と違って車体が体を守ってはくれません。
私が見たところ、あまりにも軽装の人が多すぎます。スーパーカブではあまり見ませんが、タンクトップと短パン、バカヘルを被ったスクーター乗りが多く感じます。
事故った時のダメージを想像していないようです。
盗難に注意
車に比べてバイクや自転車の盗難は圧倒的に多いです。私もスクーターを2台盗まれました。
バイク盗難の犯人検挙率はたった1割です。ほとんどが泣き寝入りです。ハンドルロックはもちろんのこと、異なった種類の盗難ロックや地球ロックが必要です。
しかし、どんなに対策してもプロの手にかかればバイク盗難など簡単に盗まれてしまいます。ハンターカブなど人気車種は盗難保険が不可欠となるでしょう。
立ちゴケに注意
スーパーカブはリアボックスを付けると積載性が大幅にアップしますが、荷物を積み過ぎると不安定になり、信号待ちしている時に立ちゴケする恐れがありますし、走行中にバランスを崩すこともあります。
コケるとリアボックスにヒビが入ったりします。
私は毎冬、灯油をスタンドで買って、ビジネスボックスに入れて運搬しますが、かなり不安定になるので時速5kgで走って帰ってきます。
スーパーカブでキャンプに行く場合も、荷物をほどほどにしないと足場が悪いところでの停車中に転倒します。強化スタンドを付けると安定します。
リアには10kg程度の荷物に留めておいた方がいいでしょう。
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