スーパーカブに似合うコミネ製プロテクタージャケットの口コミはこちら!
2024年1月12日 当サイトにはプロモーションが含まれますスーパーカブに似合うコミネ製プロテクタージャケットの口コミをご紹介致します。バイクで事故った方や周囲で事故ったのを見た方などバイクの安全対策に興味がある方は是非ご覧下さい。
普通のジャケットの下にプロテクターを付けたいという方は下の記事をご覧下さい。
このページの目次
コミネ製バイク用プロテクタージャケットの口コミ
ではこのジャケットに標準装備されているプロテクターについて少しご紹介します。
私は購入したのはコミネのJK-094(現在は生産終了)というもので、標準装備プロテクターは以下の4つです。
- セパレート式胸部プロテクター(2枚)
- 肩パット
- 前腕パット(手首から肘)
- 背面パット(ウレタン)
なお、背面パットはウレタン製(画像:背1)の貧弱なものだったので背面プロテクター(画像:背2)に買い替えをしたのと(※後に戻した)、脇腹は別売りのプロテクター(画像:脇腹)を買っておりますのでこの2つは標準装備ではありません。
各プロテクター画像
プロテクタージャケット試着画像
プロテクターを全部入れて撮影したのがこれ。
総重量1.6kg!
で、総重量は約1.6kgです。持ってみると結構重いですが着てみると重さ感じませんし、私の場合これ着たままダラダラ歩くこともないので腰への負担も関係なし。
これで二の腕と腹以外はプロテクトしたことになります(下半身はなし)。
軽くはないですけど、安心感が重さを忘れさせてくれます。
コミネ製プロテクタージャケットのメリットとデメリット
メリット
(1)プロテクタージャケットは抜群の安心感
腕が結構タイトですが、どうもそういう仕様らしいです。風でバタつくよりはいいです。腕を通す際、硬いものに入れるといった印象を受けます。
でもこのジャケットを着るとすごい安心を感じます。人間というものは自分を守る道具を本能的に欲しているのかもしれません。
過去の事故のデータなどから最もダメージを受けやすいところにプロテクターが入るような設計です。
ちなみに私はガッシリ型ではありますが、2XLでもファスナーを閉めるとそれほど内部には余裕がないです(ファスナーが閉まらないなんて人もいるとか)。やはりある程度ピッタリしてないとプロテクターがずれたりとかして危ないからかもしれません。
それと丈は短めです。丈長いと足短く見えるのでこれぐらいでOK。
とにかく、着るだけで胸・背中・肩・肘・脇腹(追加)の防護ができるのでとっても楽です。
(2)走行すると風が入る
次にこのジャケットはメッシュ入りなので早く走るほど風が入ってきて涼しく感じます。さぞ暑いんだろうなと思っていただけにこれは結構驚きました。
ただ、信号で止まるとやっぱ暑い(気温25度付近でもそう思う)。35度を超える真夏日なんかは適度に水分補給したり、長時間運転の場合は休憩しないとヤバイかも。
暑いからってその時だけジャケット外して走ったりなんかしてると買った意味ないもんね。
そういう時に事故るもんです。
(3)反射素材が夜間走行の安全性を高める
このジャケットには腕と胸、背中にパイピングリフレクターっていう反射素材が装備されているので夜間でも被視認性がいいです。
2mmほどのラインなのですが、こんな細いラインでも結構目立つのか夜間に他のライダーから真後ろにつかれてよく観察されます(見てもいいけど追突したらイカンよ)。
実際に夜間に走行している姿を自分で確認できないのが残念ではありますが、部屋の電気を消してLEDライト当てたら結構目立ってました。これ以上太いラインになると工事作業員みたいになっちゃうかも。でもこうした装備は夜間の追突防止に一役買いますね。
私はリアボックスに3Mの反射テープ、反射素材のものを一部使っている靴も履いているのでかなり目立つと思う。夜間はほんとに目立たないと危険なので(限度はあるけど)、自分の存在を他車に知らせる意味で反射材はつけた方がいいです。
(4)大型のリアボックスなら収納可能
プロテクター入りジャケットは折りたたんでも嵩張るので、小さいリアボックスだとなかなか入りません。
純正ビジネスボックス(容量58リットル)にはなんとか入りますが(下画像参照)、ヘルメットが入らなくなります。
今はJMSのリアボックス(容量73リットル)を使用しているのでヘルメットと一緒に収納できるようになりました。
さすが73リットルだけあって、スッキリと収納できるようになりました。
(5)プロテクターを取り外して洗濯可能
プロテクターを全部取り出すことができるので洗濯することができます。洗剤入れて漬け置き洗いって感じです。夏場の利用では汗を吸いやすいのでこれは助かります。
デメリット
(1)プロテクタージャケットは夏は暑い
いくらメッシュになっていても夏場の信号待ちではかなり暑かったのでジャケットはやめ、一枚式の胸部プロテクターを別途買ってそちらを夏専用にしました。
季節によって使い分けは必要かもしれません。安全性は高まりますが真夏にジャケットだと熱中症になってしまう危険性もありますから。
ただし、ドリンクホルダーを付けて小まめに水分補給をし、長時間走りっぱなしでなければ熱中症まではいかないとは思います。
なお、ジェケットの下にアイスベストを着ることができれば夏でも快適に着用することはできます。
(2)胸部プロテクターがセパレート式
標準装備の胸部プロテクターはセパレート式で、ファスナーを中央に2枚に分かれています。これは胸部中心への衝撃があった場合は一枚式のものよりも脆弱性があるということです。
そこで、胸部はコミネのレベル2のプロテクターを使うことにしました。
セパレート式の胸部プロテクターをジャケットから外し、1枚式プロテクターはジャケットの下に装着しています。
この胸部プロテクターはコミネの最新商品であり、レベル2の規格(レベル1よりも厚みがある)なので耐衝撃性に優れています。
やはり胸部プロテクターは1枚式の方が耐衝撃能力が高いです。
(3)背面パットが貧弱
標準装備の背面パットがウレタン1枚のペラです(約1cm)。ないよりはマシといったレベル。
仕方ないので別売りの分厚いプロテクターを入れたのですが、リアボックスに当たってちょっと窮屈な上、少し痛いので元のウレタンに戻してしまいました。
背中の強度は落ちてしまいましたが、運転姿勢が楽になりました。
原付にプロテクタージャケットは必要か?
カブでプロテクター付ジャケットを着ている人は少ないかもしれません。
しかし、バイク事故(カブ)で路面に叩きつけられ、死にかけた私としてはここまでやっても大丈夫ということはありません。
この時、時速45km程度で安全運転していたにもかかわらず、道路に落ちていたミニクッションが前車により舞い上がり、私のバイクの前輪に絡みつきロックしてしまい体が宙を舞ったのです。
原付もスーパースポーツもハーレーも公道を走る以上、事故で死ぬ危険は常にあります。車格とか排気量とか全然関係ないということを思い知りました。
いくら安全運転心掛けてももらい事故は防ぎようがないのです。
少しでも生存率を高めたい、脊髄を損傷して一生車いすになりなくないという方は是非、プロテクターをするようにしましょう。
原付だから・・カブだから・・付けてる人なんていないから・・・なんて理由で油断しがちなスーパーカブ乗りにこそこうした安全装備をつけた方がいいのです。
油断ほど恐ろしいものはありません。カブだと油断してしまうのです。これはカブに乗っている人だけという意味ではありません。
「なんだカブかっ!」てなめられて、強引に右折してきたり、ギリギリに追い越したりする車が非常に多いのです(それが嫌ならこういう格好がおすすめ)。
そういう車が事故を起こし無保険だったらどうでしょう。泣き寝入りです。無保険(任意保険)の車が3割もいるという驚愕の事実を私たちは肝に銘じるべきです。
ある意味、レーサーよりも安全に気を付けるべきだと私は思います。
天才GPライダーと言われたノリック(阿部典史さん)も川崎市内の公道をヤマハGMAXで走行中にUターンしようとしたトラックに衝突しお亡くなりになりました。
胸部の強打によるろっ骨骨折や臓器の損傷などもみられ死因は大動脈損傷による出血だったそうです。
彼がもし胸部プロテクターをしていたらと思うと残念でなりません。
最後にバイク事故の動画を見てみましょう。
バイク事故の動画
オイルを踏んで転倒
前車のタンクローリーがこぼしたと思われるオイルを原付スクーターが踏んでしまい、滑って転倒しています。
バイクの場合、車以上に路面状況を確認しなければいけないので大変です。後続車に轢かれる場合もありますので要注意です。
バランスを崩して転倒
次は高速道路上ですが、急な車線変更でバランスを崩して派手に転倒しています。幸い路肩の方に行ったので2次被害はありませんでした。でも危ないところです。
以上です。
今後は夏場は胸部プロテクター一枚だけ、それ以外の季節はコミネのジャケットを着るという体制でいきます!!
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