安全対策・事故防止

スーパーカブがナメられない方法|警察風カスタム・装備・服装で煽り対策を徹底強化

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スーパーカブは街中でも郊外でも大活躍する名車ですが、残念ながら「交通弱者」という立場でもあります。車から見ると小さくて非力に見えるため、どうしてもナメられやすく、煽られたり無理な追い越しをされたりしやすいのが現実です。

しかし、装備や見せ方を少し工夫するだけで、車側の態度がガラッと変わることがあります。この記事では、スーパーカブ乗りが「ナメられにくくなるための実践的な方法」を、装備・服装・ドラレコなどの観点から詳しくご紹介します。

一般道やバイパスで車に煽られたり嫌がらせされた経験がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

スーパーカブでナメられない方法は本当にあるのか?

結論から言うと、「あります」。なぜなら、車のドライバーは無意識のうちに「相手が何者か」で行動を変えているからです。

  • 警察官に見える → 無茶な追い越しや煽りを控える
  • 強そう・怖そうに見える → 安易に絡まない
  • ドラレコが見える → トラブル時のリスクを考えて大人しくなる
  • 走りが安定している → 無理に抜こうとしない

つまり、同じスーパーカブであっても、「どう見えるか」「どう見せるか」で扱われ方が大きく変わるということです。

ここからは、具体的に効果の高い方法を順番に見ていきましょう。

1.警察官風スタイルで「国家権力の影」をまとわせる

最も分かりやすく効果があるのが、この「警察官風に寄せる」方法です。完全に警察官になりすますのはもちろんNGですが、「カブに乗った警官に見える雰囲気」をまとわせるだけでも、車の距離の取り方が変わります。

実際、白バイやカブの警官が前を走っていると、わざわざ煽ったり無理に抜こうとする車はほとんどいません。その心理をうまく利用させてもらうわけです。

スーパーカブ乗りなら、まずはヘルメット・レインウェア(カッパ)・リアボックスの3点から手を付けるのがおすすめです。

後ろの連中、俺を誰かさんと勘違いしてるんじゃ・・・!?

警察官御用達風ヘルメットで「それっぽさ」を演出

サナダ製ヘルメット「マッハ」は、パッと見のシルエットが警官ヘルメットとよく似ています。さすがに紋章まで付けてしまうと本物の警官に注意される可能性がありますが、形状だけでも十分な威圧感があります。

シールドなしの状態が一番「本物の警官ヘル」に近く見えますが、雨の日はさすがに辛いので、別売りのシールドを装着して使うのがおすすめです。

信号待ちや合流時などで、ドライバーがチラッとこちらを見たときに「えっ、警官?」と思ってくれればしめたもの。余計なちょっかいを出される可能性がグッと下がります。

警察官風ヘルメット
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白のレインウェアで「制服感」をプラス

服装については、上下白のレインウェアが手っ取り早くて効果的です。晴れの日にカッパというのは一見不自然ですが、走っている姿だけを遠目に見ると案外気付かれません。

トオケミの白レインウェアは、安全ワッペン付きで見た目もそれっぽく、まさにこの用途にピッタリ。もともと交通誘導員用にデザインされたレインウェアのようで、視認性も高く安全性にも寄与します。

実際、このレインウェアとヘルメットをセットで着た人が一通出口に立っているだけで、逆走車が激減したという話もあるほど。車のドライバーは「警察かもしれない」と感じた瞬間に態度を変えます。

カブの色が白でなくても、「あ、こういうカラーの警察車両もあるのかな?」くらいに思ってくれる人も多いので、十分な抑止力が期待できます。

警察官風レインウェア
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警察風リアボックスで後続車にプレッシャー

後続車から一番目立つのがリアボックス。ここに赤・白・黒のパトカー配色が入っているだけで、後ろに付いた車の反応がまるで違ってきます。

運転席から見ると、「なんか警察車両っぽいな」「よく見ると違うような気もするけど、とりあえずおとなしくしておこう」と思わせるデザインです。

容量は51リットルと大容量で、日常使いでもツーリングでも困ることはほとんどありません。見た目の効果だけではなく、実用性の面でもかなり優秀なリアボックスです。

ヘルメットとレインウェアだけでも効果はありますが、このリアボックスまで揃うと、後ろから見たときの「警察感」が一気に跳ね上がります。

警察カブ風リアボックス
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サイドケースで「白バイ的シルエット」に近づける

白バイが実際以上に大きく見えるのは、サイドに装備類が張り出していて車体のボリューム感が増しているからです。スーパーカブにもサイドケースを付けることで、同じように後続車からの存在感をアップさせることができます。

特に白のカブに白系のサイドケースを付けると、一瞬「ん?白バイ?」と錯覚するドライバーもいるかもしれません。それだけで車間距離の取り方や追い越し方が変わってきます。

もちろん積載量も増えるので、買い物やツーリングでも非常に便利です。ただし、カブの型式によっては取り付けできない場合もあるので、対応しているかどうかは事前に確認が必要です。

サイドケース(右専用)
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サイドケース(左専用)
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2.ヤンキー風・ワイルド系ファッションで「弱そう」に見せない

スーパーカブに乗っているライダーは、作業着・通勤服・落ち着いたジャケットなど、わりと地味めな服装が多い傾向があります。その結果、「真面目そうで反撃してこなさそう」に見えてしまい、ヤンキー系やDQN系に狙われがちになることも。

そこで逆転の発想として、あえて少しワイルド寄りの服装に振ってみるのも有効です。

  • 黒系の革ジャン
  • ワッペン付き・刺繍入りのスタジャン
  • 濃い色のパンツやブーツ

背中にトラの刺繍など、いかついデザインを入れるのは抵抗がある方も多いと思いますが、ほんの少しハードめな雰囲気を出すだけでも印象はガラリと変わります。

ヤンキー系やDQN系は、基本的に「自分より弱そうな相手」を選んでちょっかいを出します。逆に、強そう・怖そうな相手にはあまり近づきません。人は見かけで態度を変える生き物だということを、こちらも逆手に取ってしまいましょう。

少し派手めのスタジャンをチェックする(amazon)

3.ドラレコ(本物 or ダミー)で「法的リスク」を意識させる

最近は車へのドラレコ装着率がかなり上がりましたが、バイクはまだまだこれからという印象です。その分、「バイクなのにドラレコが付いている=面倒な相手」と認識されやすく、抑止効果はかなり高いです。

ドラレコが見える位置に付いているだけで、

  • 車間距離を詰めてくる車が減る
  • 無理な割り込みや幅寄せが減る
  • 信号待ちでピッタリ後ろに付かれにくくなる
  • 万が一の事故でも証拠を残せる

といったメリットがあります。

予算的に本物のドラレコが難しい場合でも、ダミーカメラを目立つ位置に付けておくだけで、一定の抑止力は期待できます。

詳しい取り付け例やおすすめの機種・ダミーの使い方などは、別記事でまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。

4.まとめ:スーパーカブでも「見せ方」でナメられなくなる

スーパーカブは確かにパワーも車体も控えめで、数字だけを見ると「弱い乗り物」に分類されがちです。しかし、装備や服装、ドラレコなどをうまく活用すれば、車からの扱われ方は大きく変えることができます。

最後に、今回ご紹介した「ナメられ対策」を整理しておきます。

  • 警察官風ヘルメット+白レインウェアで「警官っぽい雰囲気」をつくる
  • パトカー配色のリアボックスで後続車へのプレッシャーを高める
  • サイドケースで白バイ的なシルエットにして存在感アップ
  • ヤンキー風・ワイルド系ファッションで「弱そう」に見せない
  • ドラレコ(本物 or ダミー)で「録画されているかも」と意識させる

どれも法的にグレーな“コスプレ警官”になるのではなく、「そう見えなくもない」「関わると面倒そう」と思わせるレベルに留めるのがポイントです。

スーパーカブは本来、とても経済的で便利で、長く付き合える素晴らしいバイクです。少し工夫を加えて、ストレスや危険を減らしながら、快適なカブライフを楽しみましょう。

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