スーパーカブのタイヤ空気圧のチェックと補充はガソリンスタンドで無料で可能!やり方もご紹介

2022年6月21日 当サイトにはプロモーションが含まれます

スーパーカブのタイヤ空気圧のチェックと補充はガソリンスタンドで無料でできます。エアーの入れ方と機種チェック方法もご紹介致します。

空気圧調整はガソリンスタンドなら無料

エアーコンプレッサーは無料で借りられる

よく「スーパーカブはタイヤの空気が抜けやすい」とも言われています。私自身はそれほどでもないとは思うのですが、日ごろからタイヤの空気圧に注意を払っておくことに越したことはありません。

以前は自宅で足踏み式のツインポンプとエアゲージを使って調整していたんですけど、ガソリンスタンドで給油の際にエアーコンプレッサー(エアータンク)借りてやった方が楽なので今はガソリンスタンドでやってます。

エアーコンプレッサーの置き場所

エアーコンプレッサーの置き場所ですが、給油するところの脇に置いてあるところもあれば、ピットの中や、壁際にあったり色々です。

置いていないということは絶対にないので、初めてのガソリンスタンドでもちょっと見渡せばすぐに見つかるはずです。

googleストリートビューでガソリンスタンドがどのタイプのエアーコンプレッサーを置いているのか確認できることがあります(車の影で見えないこともありますが)。実際に近所のスタンド数件見てみましたが、形状でだいたいわかります。

まるっこい形状がUFOタイプ(球体)なのですが、私は前述のエアーフィックス社のものが好きなのでまるっこいものであればそこでは空気は入れません。

下の画像は左がUFO型(ヤマダコーポーレション社)で、右が私がこれまで使っていたエアーフィックス社のものです。

ただし、Googleストリートビューはリアルタイムの画像ではないので、最新機種に変更されている可能性はあります。

以上、据え置き型は少ないので持ち運び型のこの2つのエアーコンプレッサーが使えればたいていは大丈夫です。

エアーコンプレッサーは種類も使い方も様々

ドイツ・エアーフィックス社

自宅近くのガソリンスタンド(昭和シェル)に置いてあるエアーコンプレッサーはドイツのエアーフィックス社の6-124ってやつで、エアー圧は「+」「-」のボタンを押すだけで簡単に調節できます。

初めての方でも直感的に操作できる点がポイント。「簡単」「見やすい」「シンプル」が特長。個人的にはヤマダのは使いずらいので嫌いです。

とにかく大型ゲージなので測定値が読み取りやすい!(画像は旧型です)

空気圧の調整もプラスとマイナスのボタンを押すだけ。しかもボタンが大きくて押しやすい。

ノズルもバイクに入れやすい角度と形状です。

ちなみにエアーフィックス社製の使い方ですが、パイプスタンドにコンプレッサーがぶら下がっている状態なのでコンプレッサーの取っ手を持って持ち上げれば持ち運べます。

で、バイクのところまで持って行って(コンプレッサー定位置の脇でやってもよい)、タイヤバルブに先端を突っ込んで空気を入れます。プラスマイナスのボタンで増減圧ができます。バルブから外す時に少し空気が漏れるので1割ほど多めに入れるようにしてます。規定より少ないよりは多い方がいいそうです。

これは他のガソリンスタンドでも多く設置されています。今は新しいバージョン出ていて(AIRFIX 6-125)、買うと10万円前後します!

エアーフィックスのタイプ6-124は旧西ドイツ時代の製品だったので30年以上経過。無理ないかもしれません。でもさすがドイツ製!耐久性はすごいですね。

しかし、うちの近くのスタンドのものは故障したらしく他社製(ヤマダコーポレション)に変更されてしまいました💢

ヤマダコーポーレション(エアキャリー)

設置台数はエアーフィックスよりも多いと思われるのが日本のヤマダコーポレーションのエアキャリー。

ヤマダのエアキャリーはボタン式とハンドル式がありますので注意が必要です。

ボタン式(取説)は増圧ボタンと減圧ボタンがあるのでエアーフィックス社と同じでシンプルです。直感的にできますね。

ハンドル式(取説)のは増圧ボタンや減圧ボタンがなく、ハンドルを強く握ると増圧、弱く握ると減圧する作りになっています。

そんなの聞かなきゃわかるか💢

ハンドル式の方が多く設置されているように思います。

私はヤマダのはあまり好きではありません。慣れればなんてことはないのかもしれませんが、エアーフィックス社の方が何もかもシンプルでわかりやすいのです(老化の影響かな?)。

使い方がわからなければ店員さんに聞くのが一番

初めての方は、店員さんに聞くのが一番です。 セルフスタンドでも店員さんが立っていることが結構多いので親切に教えれくれますよ。

土日とかじゃなくて空いてる時がいいと思います。 自分でモタモタやって時間がかかるより店員さんに聞けば一発ですからね。私が行くガソリンスタンドはどこも店員さんは親切です。

正しい使い方を教えてもらった方が安心ですしね。

バイクのバルブについて

ガソリンスタンドに置いてあるエアーコンプレッサーのバルブに差し込む先端は基本的に四輪用です。四輪は真横からズボっと入れるのですが、バイクの場合は垂直に入れるためスポークなどが邪魔してバルブに入れずらいのです(下の画像参考)。こういう経験をしているライダーの方は多いかと思います。

私の近くのガソリンスタンドでは先端に角度がちょっとついていたのでうまくバルブに差し込むことができましたが、違うガソリンスタンドでやろうとしたら形状が若干違うためバルブに垂直に入れることができず、空気が漏れる一方でした。

ガソリンスタンドにはバイク用のエアーバルブエクステンションを置いてあることもあるのですが、私がそのガソリンスタンドで聞いたら「ありません」と言われてしまいました。

なので、エアーバルブエクステンションは安いのでいいので持っておいたほうがいいです。もしも、ガソリンスタンドで空気を入れようとしてエアーコンプレッサーを使ったけど、バルブに合わず空気圧がさらに下がった状態で走行するのは危険です。

ちなみにエクステンションバルブは下のようなものです。

動画でも注意書きがありますが、エアーを入れる時はバルブを指で支えておく必要があります。

このエクステンションバルブを付けっぱなしにしておけば毎回楽です。

エクステンションバルブではキタコのエクステンションバルブの製品が人気があります。

私も持ってます。

ただ、「この製品は常時車両に装着して使用するよう設定してあります」という台紙の裏書をネットで見たことがありますが、私が2019年11月に買った時点では、「走行の際は外されることをおすすめします」という表記でした。

どっちが最新の表記かはわかりませんが、やはり安全上、走行時は外しておいた方がいいと捉えておいた方が良さそうです。

ちなみにキタコの公式サイトで商品ページを確認(2019年11月下旬)しましたが特に記載はありませんでした。

常時装着するにしても定期的に増し締めしないと緩んできてエアーが漏れてしまうこともあるので注意して下さい。それと、他のパーツに干渉しないよう取付けが必要です。

毎回付け外しする時はササっとやらないとエアーが漏れてしまうのでそこも注意が必要ですね。

結局、バルブにうまく差し込むことができず、使い方もイマイチわからずにガソリンスタンドでの空気圧調整を断念してしまっている方が多いようです。

ちなみにスタンドの店員さんに聞くときは「エクステンションバルブありますか?」でいいと思います。エクステンションバルブ知らない店員さんもいるかもしれませんけど(^^)/。

空気入れはタイヤが冷えている時にする

なるべくタイヤが冷えている時に入れるのがポイントです。

タイヤが暖まると熱膨張で空気圧が高く表示されてしまうからです。

冷えている時に正確な数値を知る必要があります。

簡単にタイヤ空気圧をチェックする方法

最後に簡単にタイヤの空気圧をチェックできる方法をご紹介致します。

バイクで出掛ける前にタイヤの空気圧チェックをしておくことが理想ですが、通勤や通学にバイクを使っている方が毎日エアゲージを使って空気圧チェックするのも結構面倒です。

エアゲージを使わなくても両手の親指をタイヤに押し付けて指が簡単に入っていかなければとりあえずはOKです(下の画像参考)。

適正空気圧であれば指が入っていきません。これやってタイヤが簡単に凹むなら空気圧が低くなっている可能性が高いです。適正にしておかないと危険です。

一度空気圧を調整した後に、両指を押し込んでみて感触を覚えておくといいです

簡単にできるので始動前に前後輪やっておくことをおすすめします。

あとは例えば後輪タイヤの空気圧が低いとお尻が微妙にブレたりするのでそういった違和感があったら空気圧が低いかパンクを疑った方がいいでしょう。

空気圧が低いとタイヤの接地面積が多くなるので釘を拾いやすくなり、パンクのリスクが高まります。出先でパンクするとかなり面倒な事になります。

パンクや事故防止のためにも空気圧は頻繁にチェックしておきましょう。

私は空気圧を頻繁にチェックして適正に保つようにしてからパンクが一回もありません。

バイクにおける空気圧の重要性

最後に空気圧の重要性についてお話し致します。

昔は空気圧の点検などほとんどしたことがなくて、定期点検時にバイク屋さんにやってもらうという杜撰な管理でした。

当然、パンクすることもよくあったのですが、「運が悪かった」と思うだけで自分の管理の甘さを悔いることもありませんでした。

バイク屋さんからも「空気圧すごく下がっていたよ」なんて言われたこともありました。 しかし、自分でカブの整備をするようになってから、タイヤやチューブ、そして空気圧の重要性を思い知らされました。

道路と唯一接しているのがタイヤです。そのタイヤに異変が起これば大事故になる可能性だって高い。特にバイクの場合はタイヤが2つしかありません。そのうちの一つがパンクすれば体験危険な状態になるわけです。

空気圧が低いとタイヤと道路の接地面積が多くなり、燃費が悪くなったり釘に刺さりやすくなったりします。

エンジンオイルが古くたってエアーフィルターが汚れていたりしても即事故につながるなんてことはないですけど、タイヤやチェーン、ブレーキなどはきちんとメンテしておかないととんでもないことになったりもする。

古いタイヤやチューブは交換し、一か月に最低一回は空気圧を調整することでパンクは全くといっていいほど発生しなくなりました(基本的に給油ごとに空気圧をチェックしています)。日頃のメンテの重要性がやっとわかったのです。

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管理人プロフィール

19歳からバイクに乗り始め、2010年からホンダスーパーカブ110(JA07グリーン)が愛車(たぶん死ぬまで)。

◆これまでの車歴
ホンダゴリラ(車の流れについていけずすぐ売却)
ホンダCBX250RS(上野のポンコツ)
ホンダディオ(図書館駐輪場で盗難)
ホンダリード90(バイク屋に売ってその後韓国に行ったとか)
ホンダフリーウェイ2(マンション前で盗難)
タイカブ100EX(事故で廃車)
ホンダフリーウェイ2(中古店で事故車つかまされた)
※中古で買ったのはCBX250RSと2台目のフリーウェイだけで後は新車です。