スーパーカブ乗りはパンク修理の練習が絶対必要!
2024年1月12日 当サイトにはプロモーションが含まれますスーパーカブはチューブタイヤのため、パンクするとチューブ交換が必要です。予備チューブや工具などの準備やパンク修理技術(実技)がないまま、ひと気のないところでパンクすると路頭に迷います。あなたもパンク修理の練習を身に付け、パンク修理の達人を目指そう!
なお、ここでいうパンク修理はタイヤからホイールを外し、チューブ交換する作業を意味します。
車体からの脱着も含めて、後輪なら30分、前輪なら15分以内でパンク修理できるのを目指そう。
スーパーカブ乗りはパンク修理の練習が絶対必要!
知識や道具だけではパンク修理はできない
よくあるのが、ネット動画でパンク修理の様子は見ていて、予備チューブや工具もリアボックスに積んでるけど、実際にパンクすると修理できず(途中で挫折)に足止め状態になってしまう人。
やってもやってもうまくいかず、その場で数時間動けないとか普通にあります。
バイクのメンテナンスにおいて、パンク修理は経験が絶対に必要です。経験がないままやると、動画で見たようにできない事が多発するものです。
- タイヤレバーで予備チューブを噛んでダメにしてしまった
- バルブコアが吹っ飛んで無くなり空気を入れても抜ける
- 携帯空気入れを忘れた
部屋でパンク修理の練習
パンクはリアタイヤが圧倒的に多いです。そこで、リアホイールの中古をヤフオクなどで入手し、自宅で好きなだけ練習することをおすすめします。
私は部屋でパンク修理の練習をしています。車体からの脱着は知識さえあればできるのでそこは練習はしていませんが、チューブ交換だけできるようになるだけでも作業時間の大幅な短縮が期待できます。
部屋にホイール付きタイヤがあるというのはパンク修理(チューブ交換)の練習だけでなく、空気圧測定の練習など大変恵まれた環境となります。
さらに、パンクして帰ってきたら自宅ですぐに交換ができるのもメリットですね。
なお、冬はほとんど乗らないという方や一週間に一度しか乗らないような方は、一定期間、前輪タイヤ(後輪より圧倒的に脱着しやすい)を外しておいて、部屋でパンクの練習を集中的に行うという方法もあります。
この場合、私のように中古ホイールを買う必要がありませんので、リーズナブルですね。
パンク修理はやればやるほど早くなる!面白くなる!
タイヤ交換という作業はよほど毎日長距離乗るとかでない限り、そうそうやるものではありません。私などは3年から4年に1度ぐらいです。ということは経験値が少ないということです。
しかし、パンクはいつ起こるかわかりません。新しいチェーンがすぐに切れることはよほどのテンションで張っていない限り起こりませんが、パンクの場合は新品タイヤに交換しても翌日釘を踏んでしまえばすぐに起こります。
こればかりは早めにタイヤ交換しても防ぎようがないわけです。一昔前に比べて道路管理が良くなってきているので、パンクの回数は減ってきているようですが、それでも路肩にはまだまだ釘や鉄屑などの危険物が転がっていたりします。産業廃棄物処理場のそばもパンクしやすいと言われています。
パンク修理は場数を踏むほど早くなります。しかも手際が良くなるので面白くなるのです。生きがいにもなります。
練習をする上で、毎回気付いたことをノートに書き留めたり、こんな工具があれば便利だなといった気付きもあります。
- ビードワックスはたっぷり塗ること(少し時間を置いて馴染ませる)
- チューブを入れる時は軽く空気を入れておくこと
- タイヤレバーは2本より3本だとやりやすい
- チューブのバルブをホイールの穴に通すにはフック棒があると便利
- タイヤレバーを使う時は膝をタイヤに乗せながら順にはめること
- タイヤをはめる時はチューブの空気を抜いておくこと
- 膝サポーターがあると膝が痛くならない
- バルブコアは無くしやすいので注意
そのようにして、自分のパンク修理能力をどんどん高めていくことができます。
リアホイールをヤフオクで買ってから一ヶ月で20回以上のパンク修理の練習をしました。ミシュランシティプロで練習した後でダンロップD107の練習をすると、やっぱりダンロップD107の方が楽に感じますね。
ダンロップD107もサイドウォールは硬目のタイヤではあるんですけど、ミシュランの方が硬いです。ただ、要領は同じなのでプラスαの力が必要ということです。
参考までにこちらが膝サポーター。これないとパンク修理の時に膝痛くなります。
これはアマゾンで買ったものですが、ダイソーで売ってる園芸用の「ひざあて」なら110円で買えますよ。
パンク修理(チューブ交換)に関してはほぼ完ぺきと言ってもいいぐらいの手際の良さに大いに自信を深めました。出先でパンクしても車体からの脱着を含めてもパンク修理に30分もかからないでできるでしょう。
前輪のパンクなら車体からの脱着は非常に簡単なので全部で15分でできるかもしれません。
むしろ、安全にパンク修理ができる場所選びの方が時間がかかるぐらいかもしれません。
定期的に練習をして体に覚えこませておきましょう。いつどこでパンクしても修理できるように。そうすれば出先のパンクなど怖くはありません。
通勤や通学、ツーリング、災害時でも自分の力で生きていけます。
なお、パンクの練習を頻繁にするとリムバンドが比較的早く傷んできてチギれそうになってくるので、その都度交換するとお金もかかることから、布テープを巻いてバルブのところに穴を開けとけばいいでしょう。
いつか、東京からスーパーカブ110に乗って金閣寺や銀閣寺、前方後円墳、琵琶湖などを見に行きたいと思っています。かなりの距離なのでパンク修理技術を会得していると心強くなります。
ロードサービスもありますが、チューブタイヤのパンク修理はやってもらえませんし、連絡して到着するまで何時間も待たされることもあるし、混んでれば断られることもあります。
パンク程度なら自分で修理できますのでロードサービスに頼ることなく是非身に付けて下さい。
なお、もし家で練習するなら現在履いているタイヤと同じもので練習するのがベストです。ただし、修理の基礎ができていれば違うタイヤで練習してもたいした問題ではありません。
私の場合、パンクに関しては「いつでもかかってこい!」といったレベルになりました。
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