スーパーカブのオイル交換おすすめ工具
2024年1月12日 当サイトにはプロモーションが含まれますスーパーカブのオイル交換は工具さえあれば自分でも簡単にできます。おすすめの工具と作業時の注意点について解説致します。
マメに交換していけば末永くカブに乗れますよ。
スーパーカブのオイル交換おすすめ工具
L型ボックスレンチ
オイル交換はカブの中でも割と多いメンテナンスなので、専用のボックスレンチがあるといいでしょう。
旭金属の17ミリL型ボックスレンチはカブのドレンボルトを緩めるのに最適です。通常のメガネレンチだと排管に触れて火傷してしまう恐れがあるので、このようなボックスレンチだと比較的安全です。
柄の長さも20cmあるのでそこそこトルクをかけられます。
旭金属工業 L型ボックスレンチ(amazon)
カブのメンテナンスをするつもりなら工具セットは用意しておきましょう。
オイルジョッキ
1リットルまで対応のオイルジョッキです。カブ110(JA07)の場合、800mlなので黒マジックで800ml(0.8L)のところを塗りつぶしてわかりやすくしています。
オイルを入れたらフタがカチっとはまるまでキチンと閉めて、さらに親指でフタが開かないように抑えながら入れるのがポイントです。
それとホースをつなぐ青いところありますよね。これもキチっと締まっているか注意して下さい。締めすぎるとまたポロっと外れたりするチャチな作りなのでよく確認することが重要。
フタが急に開いたり、ホースが外れるとオイルがドバっとこぼれて無駄になり、やり直しになるのでご注意下さい。
オイルジョッキ(amazon)
オイル受け皿
オイル受け皿がなくても直接オイル処理箱にオイルを落とすようにすれば大丈夫です。
しかし、オイル処理箱の高さが少しあるので(10cm)、ドレンボルトを外すのに邪魔だと感じるようだったら一旦オイル受け皿に落としてからオイル処理箱に入れてもいいでしょう。
定番のエーモンのオイル受けは5リットルに対応しているので余裕があります。高さが8.2cmなのでこちらも少し高さありますね。100均などでいいのがあればそれでもいいのではないでしょうか。
エーモンオイル受け皿(amazon)
オイル処理箱
定番のオイル処理箱です。2.5リットルまで入るのでカブの場合は2回は使えます。1回使って捨ててもいいですし、ビニールで包んでおけばニオイはしないので次回のオイル交換まで保管しておくのもいいでしょう。
ちなみに中はこんな感じ。吸水性の良い紙に吸わせることで普通ゴミとして出せます。天ぷら油みたいに固めるとかいうのではありません。
この処理箱は10cmほど高さがあるので、ドレンボルトの下にセットするとドレンボルトが少し回しにくいです。気になる方は一旦オイル受けを使ってからこっちに流せばいいです。
私のやり方ですが、ドレンボルトを少し緩めたら(完全に緩めない)、オイル処理箱をセットし、指でドレンボルトを回してサッと外してオイルを流すようにしています。
もしもの時のために折りたたんだ新聞紙やダンボールをドレンボルトの下に敷いておくといいでしょう。
一旦オイルをトレイに流してもいいのですが、その後、トレイを綺麗にするのが面倒なのでこの方法でやってます。
ドレンボルトを少し緩めたぐらいではオイルは落ちてきませんので興味のある方はやってみて下さい。
(amazon)
ドレンワッシャー
オイル交換したらドレンワッシャーも交換しておきましょう。古いドレンワッシャーを使い続けるとオイル漏れの原因になります。
ドレンワッシャー(amazon)
トルクレンチ
ドレンボルトはカブ110の場合、24nmで締め付ける必要があります。カブのメンテナンスでオイル交換程度ぐらいしかやらないのであれば、トルクレンチは使わない人もいます。
しかし、タイヤ交換やチェーン調整・交換などをする場合はトルクレンチを持つことをおすすめします。
スーパーカブの場合は私が愛用している東日のトルクレンチであればほとんどカバーできます。
東日トルクレンチ(amazon)
スーパーカブのオイル交換方法
オイル交換の手順は人によって少し異なったりしますが、概ね下記の通りです。オイルを抜いた後にドレンボルトを忘れずに取り付けましょう。
- センタースタンドをかける
- 2分前後エンジンをかけてから切る
- ダンボールや新聞紙を下に敷く
- オイルレベルゲージを抜く(緩める)
- ドレンボルト下にオイル処理箱を置く
- ドレンボルトを緩めて抜く(火傷注意)
- ある程度オイルが流れたら車体を揺すったり、キックペダルを踏んで残オイルを出す(エンジンはかけないこと)
- ドレンボルトを取り付ける(ワッシャーを交換する)
- 規定量の新しいエンジンオイルを入れる
- オイルレベルゲージを締める
- 数分暖気した後にオイルレベルが規定内か確認する
- 廃油処理する
オイル交換の注意点
ダンボールや新聞紙を下に敷く
オイル交換するときは下にダンボールは新聞紙を敷いて、万が一オイルがこぼれても地面を汚さないようにしておきましょう(特にマンションの敷地内で作業する場合)。
特にタイヤにはオイルが絶対付かないように注意しましょう。付いたまま知らずに走るとスリップして思わぬ事故につながるので危険です。
火傷に注意
エンジンオイルを交換する際は事前に2~3分エンジンをかけておくと、オイルがやわらかくなって流れやすくなります。ただし、排管が熱くなりますのでうっかり触ると火傷します。
軍手などして火傷をしないように注意しましょう。
まずはオイル交換をできるようにして自信をつけましょう。一つ一つメンテナンスを習得すれば維持費も大幅に浮きますよ。
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