スーパーカブのチェーン交換時期はいつ?寿命の目安・伸びる原因・おすすめチェーン5選を徹底解説

スーパーカブの走りを支える重要パーツがチェーンです。 毎日通勤で使う人ほど劣化が早く、伸び・サビ・異音が出やすくなります。
しかし、チェーン交換の時期は「走行距離〇km」という単純な話ではありません。 この記事では、交換時期の目安・伸びる原因・点検ポイント・おすすめチェーンをまとめました。
このページの目次
スーパーカブのチェーン交換時期の目安
一般的に、カブのチェーンは次のタイミングで交換が必要と言われています。
- 走行距離:8,000〜12,000km
- チェーンの伸びが限界値に達したとき
- 調整しても張りがすぐ緩むとき
- サビがひどく滑らかに動かないとき
しかし、雨の日も走る・屋外保管などの環境であれば、5,000km程度で交換が必要になるケースもあります。
チェーンが伸びる・劣化する原因
チェーン寿命を縮める主な原因は次のとおりです。
- 雨天走行が多くサビやすい
- 注油不足で摩耗が早い
- チェーンラインがズレている
- 激しい加減速が多い
特に注油不足+屋外保管は寿命を一気に縮めます。
チェーン交換が必要なサイン
① 調整してもすぐ緩む
チェーンが内部から摩耗している証拠。これは寿命サインの代表です。
② 走行中に「シャラシャラ」「ガタガタ」音が出る
ローラーやピンが摩耗して動きが悪くなっている状態。
③ コマが硬く動かない(固着)
曲がらないコマ(シブコマ)があるとチェーンが暴れます。
④ サビが深く、注油しても復活しない
表面だけでなく内部まで腐食している可能性が高いです。
スーパーカブに使われるチェーンの種類
スーパーカブはチェーンサイズ「420」が一般的。 チェーンには主に次の3種類があります。
① ノンシールチェーン
純正に使われることが多く、軽くて安い。 デメリットは寿命が短く、注油が必須。
② Oリングチェーン(420 Oリング)
内部にグリスを密閉しているので寿命が長い。 通勤カブにはもっともバランスが良いタイプ。
③ Xリングチェーン(420 Xリング)
Oリングよりフリクションが少なく、滑らか。 価格は高めだが耐久性は最強。
通勤・雨天使用が多いなら、Oリング or Xリングを選べば間違いありません。
スーパーカブにおすすめのチェーン5選
ここからはAmazonで探しやすい検索リンク付きで紹介します。 (※個別商品名ではなくジャンル指定 → 在庫切れ対策にも有効な方法です)
① DID 420 Oリングチェーン(420 Oリング チェーン)
信頼性と耐久性のバランスが良く、多くの通勤カブユーザーに選ばれている定番。
② RK 420(420 チェーン RK)
コスパ重視ならRK。軽くて扱いやすいノンシールチェーン。
③ エンデュランス製 強化チェーン(カブ チェーン 強化)
雨天通勤の多い人や長寿命を求める人に向く強化タイプ。
④ カラーチェーン(420 カラーチェーン)
見た目を変えたい人向け。赤・青・金など種類も豊富。
⑤ 420 Xリングチェーン(420 Xリング チェーン)
最強寿命クラス。年間通勤距離が多い人、整備頻度を減らしたい人に最適。
チェーン交換時の注意点
- 必ずチェーンサイズ420を選ぶ(カブ110/125共通)
- リンク数は車種ごとに違うので要確認
- 調整幅が限界に近い場合はスプロケットも同時交換が理想
チェーン交換はショップに任せてもOKですが、 工具さえあれば自分で交換することもできます。
チェーンを長持ちさせるコツ
- 500〜800kmごとに注油
- 雨の日走行後は軽く清掃
- 張りすぎない(寿命が縮む)
- サビを放置しない
チェーンは「こまめな注油」だけで寿命が大きく変わります。
まとめ:通勤カブはOリングかXリングが最強
雨天走行・屋外保管が多いスーパーカブにとって、耐久性の高いチェーンは必須です。 迷ったら、Oリング or Xリングチェーンを選べば間違いありません。
交換時期を理解し、早めのメンテナンスで安全で快適な走りを保ちましょう。
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19歳からバイクに乗り始め、2010年からホンダスーパーカブ110(JA07グリーン)が愛車(たぶん死ぬまで)。