スーパーカブで遠出は不安?故障・パンク・ロードサービスの備え

happy_supercub
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

スーパーカブは丈夫で燃費もよく、近所の買い物から通勤、ちょっとしたツーリングまで頼りになるバイクです。

しかし、いざ遠出しようとすると、 「途中で故障したらどうしよう」 「山道でパンクしたら帰れないのでは」 「原付二種で長距離を走って大丈夫なのか」 と不安になる人も多いと思います。

特にスーパーカブは高速道路に乗れないため、遠出をすると下道中心になります。 郊外、峠道、暗いトンネル、交通量の少ない道を走ることもあり、何かあった時にすぐ助けを呼べるとは限りません。

スーパーカブで遠出する時に本当に怖いのは、故障そのものより「自力で帰れなくなること」です。
パンク、チェーン外れ、電装トラブル、転倒後の自走不可などは、出先で起きると一気に困ります。 遠出する前に、点検・携帯工具・ロードサービスの確認まで済ませておくと安心です。

この記事では、スーパーカブで遠出する時の不安、起こりやすいトラブル、出発前に確認したいこと、ロードサービスの考え方までまとめます。

スーパーカブで遠出はできる?

結論から言えば、スーパーカブでも遠出はできます。

50ccの原付一種では速度制限や二段階右折などの制約が大きく、長距離はかなり大変です。 しかし、スーパーカブ110やクロスカブ110、ハンターカブなどの原付二種であれば、下道ツーリングなら十分に楽しめます。

私もこれまで様々なところにカブに乗って行ってきました。

燃費がよく、車体も軽く、積載もしやすいので、スーパーカブはむしろのんびり走る旅には向いているバイクです。

ただし、大型バイクや250ccクラスのように余裕を持って流れに乗れるわけではありません。 坂道では速度が落ちますし、幹線道路では後続車に気を使う場面もあります。

高速道路には乗れない
長い上り坂では非力さを感じる
幹線道路では大型車が怖いことがある
山道や郊外では故障時に助けを呼びにくい
チューブタイヤなのでパンク対応がやや面倒

つまり、スーパーカブで遠出すること自体は可能ですが、何も考えずに出かけるよりも、事前の備えが大事です。

遠出で不安になる一番の理由は「帰れないこと」

スーパーカブは故障が少ないバイクというイメージがあります。 実際、エンジンは丈夫で、きちんと整備されていれば長く乗れるバイクです。

しかし、遠出先では小さなトラブルでも大きな問題になります。

近所なら、押して帰る、家族に迎えに来てもらう、近くのバイク店に持ち込む、という選択肢があります。 でも、山道や郊外で止まってしまうとそうはいきません。

遠出先で困るのは、「修理代」よりも「その場から動けないこと」です。
日が暮れる、スマホの電池が減る、近くに店がない、レッカーを呼べるか分からない。 こうなると、せっかくのツーリングが一気に不安な時間になります。

だからこそ、スーパーカブで遠出する時は、 「壊れないだろう」ではなく、 「もし止まったらどうするか」 まで考えておく必要があります。

スーパーカブの遠出で起こりやすいトラブル

スーパーカブで遠出する時に注意したいトラブルを見ていきます。

パンク

スーパーカブの遠出で一番現実的に怖いのがパンクです。

スーパーカブはチューブタイヤの車種が多く、チューブレスタイヤのように外側から簡単に修理できない場合があります。 釘を踏んだ、空気圧不足でチューブを傷めた、古いタイヤでひび割れが進んでいた、ということもあります。

パンク修理キットや予備チューブを持っていても、出先でホイールを外してチューブを交換するのは簡単ではありません。 工具、場所、時間、慣れが必要です。

携帯工具を持っていても、出先で必ず直せるとは限りません。
特にチューブタイヤのパンクは、慣れていない人にはかなり大変です。 山道や交通量の少ない場所でパンクすると、自力で帰れなくなる可能性があります。

チェーン外れ・チェーンのたるみ

スーパーカブはチェーン駆動なので、チェーンの張り具合も大事です。

チェーンが伸びている、たるみが大きい、給油不足で動きが渋い、スプロケットが摩耗している。 こういう状態で遠出すると、走行中にチェーンが外れることがあります。

チェーン外れだけなら直せる場合もありますが、ケース内で噛み込んだり、チェーンが損傷したりすると自走できないこともあります。

バッテリー上がり

スーパーカブはキック始動できる車種もありますが、バッテリーが弱っているとライトやウインカー、メーターまわりに影響が出ることがあります。

最近のバイクは電装部品も増えています。 スマホ充電、グリップヒーター、フォグランプなどを追加している場合は、電源まわりにも注意が必要です。

遠出先で電装トラブルが出ると、原因が分かりにくく、その場で直すのは難しいことがあります。

エンジンがかからない

出発前は普通に動いていたのに、休憩後にエンジンがかからないこともあります。

原因はさまざまです。 ガソリン不足、プラグ、バッテリー、キルスイッチ、サイドスタンドスイッチ、燃料系、電装系など、すぐに判断できないこともあります。

近所なら落ち着いて調べられますが、遠出先や山道では焦ります。

転倒後の自走不可

スーパーカブは車体が軽いとはいえ、転倒すればレバーが折れたり、ステップが曲がったり、ホイールやライトまわりにダメージが出ることがあります。

自分の体が無事でも、バイクが走れない状態になることがあります。

特に峠道、砂利、落ち葉、雨上がり、強風の日は注意が必要です。

遠出前に確認しておきたい点検項目

スーパーカブで遠出する前は、難しい整備までしなくても、最低限の確認はしておきたいところです。

タイヤの空気圧
タイヤのひび割れ・溝
チェーンのたるみ・給油状態
エンジンオイル量
ブレーキの効き
ライト・ウインカー・ブレーキランプ
ガソリン残量
スマホの充電環境

タイヤの空気圧

空気圧が低いまま走ると、燃費が悪くなるだけでなく、パンクやチューブ損傷の原因になります。

特に遠出前は、いつもより少し丁寧に空気圧を確認しておきたいところです。 荷物を積む場合は、リアタイヤへの負担も増えます。

チェーンの状態

チェーンがたるみすぎていると、発進時や段差で暴れやすくなります。 逆に張りすぎてもよくありません。

給油不足でチェーンが乾いている場合も、遠出前にメンテナンスしておくと安心です。

ライト類

日中のツーリングでも、帰りが遅くなることがあります。 山道や郊外のトンネルは想像以上に暗い場合もあります。

ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ウインカーは出発前に確認しておきましょう。

スマホ充電とナビ

遠出でスマホナビを使う人は多いと思います。 ただ、ナビを長時間使うとバッテリー消費が早くなります。

モバイルバッテリー、USB電源、予備ケーブルなどを用意しておくと安心です。

スマホの電池が切れると、地図だけでなく、連絡手段やロードサービスへの電話も使えなくなります。

携帯工具は必要。でも過信は禁物

スーパーカブで遠出するなら、最低限の工具は持っておくと安心です。

車載工具
プラス・マイナスドライバー
スパナ・レンチ類
プライヤー
結束バンド
ビニールテープ
予備ヒューズ
空気入れ

ただし、工具を持っていることと、出先で直せることは別です。

パンク、チェーンの噛み込み、電装トラブル、転倒後の破損などは、工具だけでは対応できない場合があります。

携帯工具は「軽いトラブルをその場でしのぐため」のものです。
何でも直せる魔法の道具ではありません。 自分で直せなかった時にどうするかまで考えておくことが大切です。

任意保険のロードサービスを確認しておく

スーパーカブで遠出する前に、まず確認したいのが任意保険のロードサービスです。

任意保険にロードサービスが付いている人も多いですが、内容は保険会社や契約によって違います。

原付二種が対象になるか
レッカー距離は何kmまでか
自宅近くの故障も対象になるか
パンクやバッテリー上がりに対応するか
帰宅費用や宿泊費用の補償があるか
事故だけでなく故障も対象になるか

「ロードサービス付き」と書いてあっても、どこまで対応してくれるかは契約内容次第です。

近所しか走らないなら、それほど気にしなくてもよいかもしれません。 しかし、片道50km以上のツーリング、山道、峠道、夜間走行、宿泊ツーリングをするなら、事前確認はかなり大事です。

ロードサービスは、故障してから慌てて入るものではありません。
遠出する前に、自分の任意保険でどこまで対応できるのか確認しておきましょう。

バイク専用ロードサービスも選択肢になる

任意保険のロードサービスだけでは不安な場合は、バイク専用のロードサービスや補償サービスを事前に検討するのも一つの方法です。

バイク専用サービスは、バイクで遠出する人、ツーリング先でのトラブルが不安な人、盗難も含めて備えたい人に向いています。

スーパーカブは丈夫なバイクですが、パンクや転倒、電装トラブル、チェーンまわりの不具合が絶対に起きないわけではありません。

特に、山道や郊外へ行く人は、 「もし動かなくなったら誰に連絡するか」 を出発前に決めておくと安心です。

なお、こうしたサービスはトラブルが起きてから申し込むものではありません。 遠出する予定がある人は、出発前に内容を確認しておくことが大切です。

盗難の不安も遠出では無視できない

遠出で不安なのは、故障やパンクだけではありません。

道の駅、観光地、飲食店、宿泊先などでは、バイクから長時間離れることがあります。 スーパーカブは軽くて扱いやすい反面、盗難対策も考えておきたいバイクです。

自宅ではチェーンロックやカバーをしていても、ツーリング先では同じような対策ができないこともあります。

観光地で長時間離れる
道の駅で休憩する
宿泊先の駐輪場に置く
人目の少ない場所に停める
ハンドルロックだけで離れてしまう

ロードサービスだけでなく、盗難補償も含めて考えたい人は、バイク専用の補償サービスを比較しておくとよいでしょう。

スーパーカブで遠出する時に持っておきたいもの

遠出する時は、荷物を増やしすぎる必要はありません。 ただし、最低限のものは用意しておくと安心です。

スマホ
モバイルバッテリー
雨具
飲み物
タオル
車載工具
空気入れ
予備の現金
任意保険やロードサービスの連絡先

特に大事なのは、連絡手段です。

スマホが使えなければ、地図も見られず、家族やロードサービスにも連絡できません。 山道では電波が弱い場所もあるので、バッテリー残量には余裕を持たせておきましょう。

遠出前に無理な計画を立てない

スーパーカブで遠出する時は、距離だけでなく、時間にも余裕を持つことが大切です。

地図上では短く見えても、下道は信号、渋滞、坂道、休憩で思ったより時間がかかります。

特に帰りが夕方以降になると、疲れ、暗さ、交通量の増加で一気に不安が増えます。

暗くなる前に帰る
山道を詰め込みすぎない
休憩場所を事前に決める
ガソリンスタンドの少ない地域に注意する
強風・雨の日は無理しない

スーパーカブの遠出は、速く走るより、無理なく帰ってくることが大事です。

近場から少しずつ距離を伸ばす

いきなり長距離ツーリングに出ると、不安も大きくなります。

まずは片道20km、次に片道40km、慣れてきたら片道60kmというように、少しずつ距離を伸ばすのがおすすめです。

自分の疲れ方、カブの走り方、休憩のタイミング、荷物の積み方が分かってくると、遠出への不安はかなり減ります。

また、実際に走ってみると、 「この道は交通量が多くて怖い」 「この坂はきつい」 「この時間帯は走りやすい」 という感覚もつかめます。

スーパーカブで遠出するなら「帰れない時の備え」が大事

スーパーカブは遠出できるバイクです。 燃費がよく、車体も軽く、のんびり走るツーリングにはとても向いています。

ただし、遠出先でパンクや故障が起きると、自力で帰れなくなることがあります。 特に山道、郊外、夜間、交通量の少ない道では、近くにバイク店がない場合もあります。

だからこそ、出発前に点検をして、携帯工具やスマホ充電を用意し、任意保険のロードサービス内容も確認しておくことが大切です。

任意保険だけでは不安な人や、盗難補償も含めて備えたい人は、バイク専用サービスも選択肢になります。

まとめ

スーパーカブで遠出するのが不安になるのは自然なことです。

小さなバイクで下道を長く走る以上、パンク、故障、チェーン外れ、電装トラブル、転倒後の自走不可などの不安はあります。

しかし、事前に点検し、無理のないルートを選び、スマホ充電や工具を用意し、ロードサービスの内容を確認しておけば、不安はかなり減らせます。

スーパーカブでも遠出はできる
不安の正体は「帰れなくなること」
パンク・チェーン・電装トラブルには注意
遠出前にタイヤ・チェーン・ライトを確認する
携帯工具は必要だが過信しない
任意保険のロードサービス内容を確認する
不安ならバイク専用サービスも事前に検討する

スーパーカブの遠出は、スピードを出して距離を稼ぐ旅ではありません。 無理せず、早めに休み、暗くなる前に帰る。 そのうえで、万が一の備えをしておけば、安心してカブ旅を楽しめます。

記事URLをコピーしました