スーパーカブに風防を付けるとスマホホルダーが付けにくい?ツーリングバッグでナビを使う方法

スーパーカブでスマホナビを使いたいと思っても、風防(ウインドシールド)を付けていると取り付け場所に悩むことがあります。
スマホホルダーを付けたいけれど、風防は外したくない。そういう場合は、無理にハンドルまわりへ固定するだけでなく、別の置き方を考えるのもひとつの方法です。
この記事では、風防付きカブでスマホホルダーが付けにくい理由と、SP武川の「ツーリングバッグ(ハンドルカウル用)」を使ってナビを活用する方法を紹介します。
なお、今回は走行中は画面を見続けず、音声案内をメインにして、画面確認は信号停止中や安全な場所に停車したときに行う使い方を前提としています。
このページの目次
風防付きカブはスマホの取り付け場所に悩みやすい
スーパーカブは実用性の高いバイクですが、ハンドルまわりのスペースはそれほど広くありません。
そこに風防を取り付けると、スマホホルダーを固定できる場所がさらに限られてきます。
特に、昔ながらのカブやビジネスバイク系の風防を付けている場合、ハンドル周辺にステーが伸びていたり、ミラー部分に金具が共締めされていたりします。
そのため、一般的なスマホホルダーを付けようとしても、思ったように固定できないことが珍しくありません。
風防のステーと干渉しやすい
スマホホルダーには、ハンドルバーに固定するタイプや、ミラーの根元に共締めするタイプがあります。
しかし、風防付きのカブでは、そこにすでに風防のステーが入っていることが多く、ホルダーの金具と干渉することがあります。
無理に取り付けようとすると、スマホの位置が外側に出すぎたり、角度が不自然になったりします。
取り付け自体はできても、実際にまたがってみると「見にくい」「操作しにくい」「風防に当たりそう」と感じることも多いです。
スマホが風防に当たることもある
風防の内側にスマホを収めようとすると、今度はスマホ本体やホルダーのアーム部分が風防に当たることがあります。
カブの風防は、ライダーの体に当たる風を防ぐために、ハンドルまわりを覆うような形になっていることが多いからです。
そのため、スマホを見やすい位置に持ってこようとすると風防との距離が近くなりすぎ、逆に風防の外側にスマホを出すような取り付け方にすると、今度は雨風を直接受けやすくなってしまいます。
風防を外せば解決するが、それはそれでもったいない
スマホホルダーを優先するなら、風防を外してしまうのが一番簡単かもしれません。
しかし、カブに風防を付けている人の多くは、雨の日、寒い日、長距離走行などで風防のありがたさを知っているはずです。
特に冬場や早朝の走行では、風防があるだけで体への負担がかなり違います。
スマホホルダーのために風防を外すのではなく、風防を付けたまま使える方法を考えた方が、カブらしい実用的な使い方だと思います。
スマホホルダーを無理に付けないという考え方
風防付きのカブでは、スマホホルダーを無理に取り付けないという選択肢もあります。
ナビを使うというと、どうしてもスマホ画面をハンドルまわりに固定して、常に見えるようにするイメージがあります。しかし、のんびり走れるカブとはいえ、走行中に画面をじっと見るのは危険です。
道路状況、歩行者、車の動き、路面の状態など、バイク乗りが注視すべきものはたくさんあるため、スマホ画面を見る時間はできるだけ短くした方が安心です。
画面を見るより音声案内を頼る
スマホナビは、画面だけでなく音声案内も非常に優秀です。
曲がる場所が近づくと的確に教えてくれるため、ヘルメット内スピーカーやBluetoothイヤホンなどを使えば、スマホを目立つ場所に固定しなくても十分にルートを把握できます。
実際、バイクでナビを使う場合は、画面を見るより音声を頼る方が安全面でも現実的です。
画面確認は信号停止中や停車中に限る
後述するハンドルカウル付近にスマホを置く方法では、どうしても前方から若干の視線移動が発生します。そのため、走行中に何度も画面をチラ見するような使い方には向いていません。
基本は音声案内を頼り、「次にどこで曲がるのか」「この先のルートは合っているのか」といった画面の確認は、信号待ちや安全な場所に停車したときに行う。
このルールを徹底すれば、ホルダーを無理に見やすい位置へ設置しなくても、ナビを十分に活用できます。
SP武川のツーリングバッグ(ハンドルカウル用)を使う方法
風防付きのカブでスマホホルダーが付けにくい場合、SP武川の「ツーリングバッグ(ハンドルカウル用)」を使う方法があります。
ハンドルカウル付近に取り付ける小型のバッグで、上面に透明ポケットが付いているため、地図やスマホを入れて確認することができます。
ホルダーのようにハンドルバーへ金具を直接固定しないため、風防ステーとの干渉を避けやすいのが最大の利点です。カブのレトロな雰囲気にも合いやすく、ナビだけでなく小物入れとしても重宝します。
透明ポケットにスマホを入れてナビを確認できる
バッグの上面にある透明ポケットはスマホを入れるのに最適ですが、この位置はハンドルの上にスマホを立てるホルダーとは違い、少し見下ろす形になります。
走行中に画面を見続けるのには向きませんが、信号停止中などにパッとルートの補助確認をするには十分な視認性があります。
小物入れとしても使える
このタイプのバッグは、スマホだけでなく普段使いの収納としても優秀です。
モバイルバッテリーやケーブル、手袋、メモ、地図、駐輪券など、サッと取り出したい小物を手元に置いておけます。
スーパーカブはリアボックスを付けている人も多いですが、わざわざ後ろを開けずにアクセスできる特等席にポケットが増えるのは、想像以上に便利です。
容量や仕様について
メイン容量は約1.1Lの小型サイズ(約100mm×240mm×150mm)です。スマートフォンを収納できるスペースのほか、USBコードをバッグ内に引き込める穴も用意されています。
上面の透明フィルムはタッチパネル対応グローブであれば操作できる仕様ですが、実際の操作感は相性もあるため、操作は必ず停車中に行いましょう。
許容積載量は1.0kg。バッグ自体はワンタッチで取り外し可能なので、バイクから離れるときはウエストポーチやショルダーバッグのようにそのまま持ち運べて防犯面も安心です。
対応車種
本製品は汎用のハンドルカウル付き車両向けの商品です。
公式の対応車種には、リトルカブ50(AA01)、ジョルカブ(AF53)、スーパーカブ50(AA04・AA09・JA07・JA10・JA44・JA59)、スーパーカブ110 Lite(JA76)、スーパーカブ110タイモデル(MLHJA56)などが挙げられています。
ただし、同じカブ系でも年式や仕様、すでに装着している風防のステーの形状によって取り付け状態が変わる可能性があるため、購入前には愛車のハンドルまわりを一度確認しておくと安心です。
使わないスマホをナビ専用機にする方法もある
もうひとつの工夫として、使わなくなった古いスマホやサブ機をナビ専用機として透明ポケットに入れる方法もあります。
メインスマホでテザリングを有効にしてサブスマホをWi-Fi接続すれば、SIMが入っていないスマホでもナビアプリを動かすことが可能です。
メインスマホをリアボックスに入れておける安心感
サブスマホをナビ専用機にすれば、高価なメインスマホはリアボックスや衣服のポケットに安全にしまっておくことができます。
バイクである以上、万が一の転倒や立ちごけのリスクはゼロではありません。前方に出したスマホが地面に叩きつけられて破損するリスクを考えると、最悪壊れてもダメージの少ないサブ機をナビ用に回した方が、精神的にもずっと楽になります。
バッテリーと通信には注意する
サブスマホをテザリングで使う場合、メインスマホ側のバッテリー消費が早くなる点には注意が必要です。長時間走る場合は、バッグの中にモバイルバッテリーを忍ばせて給電できるようにしておきましょう。
また、山間部などでは電波が不安定になることもあるため、出発前に目的地を設定し、あらかじめオフラインマップをダウンロードしておく工夫があるとさらに安心です。
ハンドルカウル用バッグをナビ代わりに使うときの注意点
ハンドルカウル用ツーリングバッグは非常に便利ですが、スマホナビとして使う上でいくつか留意しておきたいポイントがあります。
走行中に画面を見続けない
バッグの透明ポケットにスマホを入れた場合、視線が前方から少し下に移動します。一瞬の確認であっても、走行中に視線を落とす時間はできるだけ短くしたいところです。画面を凝視しながらの走行は危険ですので、基本は音声案内に耳を傾ける運用を徹底しましょう。
夏場はスマホの熱暴走に注意する
密閉された透明ポケットの中にスマホを入れるため、夏場は熱がこもりやすくなります。
直射日光、画面常時点灯、GPS駆動、さらに充電が重なると、スマホはあっという間に高温になり、保護機能によって画面が暗くなったり動作が止まったりします。真夏の昼間は画面の明るさを抑える、充電しっぱなしにしない等の対策が必要です。
夏には使わないか、長時間利用しない方がいいかもしれません。
ビニール越しの操作性は期待しすぎない
透明ポケットはビニール越しになるため、ホルダーに直接固定した場合に比べてタッチの反応が悪くなることがあります。ましてグローブ越しとなればなおさらです。画面操作は必ず「出発前」か「停車時」に行うものと割り切っておきましょう。
風防付きカブなら音声ナビとの併用が現実的
風防付きのスーパーカブでは、ハンドルまわりのスペースやステーの干渉問題から、スマホホルダーをきれいに取り付けるのが難しいケースが多々あります。
そんなときは無理にホルダーを組むのではなく、ハンドルカウル用ツーリングバッグにスマホを収め、音声案内を主軸にしたナビ運用に切り替えるのがスマートです。
せっかく付けた風防を外したくない人、カブの利便性を損なわずにすっきりナビを導入したい人は、ひとつの解決策としてSP武川のツーリングバッグ(ハンドルカウル用)を検討してみてはいかがでしょうか。






