スーパーカブ110で激安Bluetoothイヤホンを試してみた

スーパーカブで走る時、できればスマホをハンドルに付けずに音声だけでカーナビを使いたい──そう思って激安のBluetoothイヤホンを試してみました。ここでは、実際に使ってみた感想や、「どこまで使えるのか」「どこがダメなのか」を正直にまとめています。
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スーパーカブ110で激安Bluetoothイヤホンを試してみた
音声だけでカーナビを使いたかったので、アマゾンで中華製の安いBluetoothイヤホンを購入しました。
それまでは普通の有線イヤホンでスマホとつないでいましたが、ヘルメットをかぶる時にポロッと取れてしまうことが多く、さすがにストレスになってきました。
以前はAnkerのBluetoothイヤホンをバイクで使っていたこともありますが、ヘルメットを脱いだ時に片方だけ落として紛失…。バイク用途にはあまり向かないと痛感しました。

この時アンカーに泣きついたら一回だけという条件で片方を無料で送ってくれました。神対応です。
今回の激安イヤホン、「正直どうかな…」と思っていましたが、結論から言うと値段の割にはかなりアリでした。
ヘルメットへの取り付け方
身バレ防止の都合で装着写真は少なめですが、取り付けはシンプルです。
ヘルメットの耳部分の発泡スチロールの裏側に、スピーカー部分をテープで貼り付けました。これだけだと少し聞こえが悪いので、発泡スチロールに軽く穴を開けて音の通りを良くしています。
ジェットでもフルフェイスでも、構造が分かっていれば取り付け自体はそこまで難しくありません。
操作ボタンは3つだけでシンプル

ボタンは3つだけ。一番よく使うのは、左端にある受話器マークのボタンです。大きめで位置も分かりやすく、グローブをしたままでも押しやすいです。私の場合、ほぼこれしか触りません。
このボタンでできることは、
- 長押し:電源オン/オフ
- 約2秒押し:Siri起動
- 着信中に長押し:着信拒否
- 通話中にクリック:通話終了
- ダブルクリック:最後にかけた番号へリダイヤル
中央の「+」ボタンは手袋越しだと少し押しにくいです。プラス/マイナスボタンでは音量調整と、音楽再生時の曲送り・曲戻しができます。
なぜかグーグルナビだけ “頭切れ” になる
今回このイヤホンを買った一番の目的は、カーナビの音声案内を快適に聞くためです。
本当は画面も見えた方が便利ですが、
- スマホをハンドル周辺に固定したくない(落下や盗難・雨が心配)
- 視線移動が増えるので安全面で不安
- 振動でスマホの手ブレ補正が壊れるという話もある
といった理由から、あえて音声だけのナビ運用にしています。

音声だけのナビだと五差路とかでは間違えやすいですね。
試したナビは、
- ナビタイム:ツーリングサポーター(有料)
- Googleマップのナビ
- Yahoo!カーナビ
この3種類ですが、なぜかGoogleナビだけ音声が頭切れになり、
「…右です」「…左です」
という感じで、肝心な部分が聞き取れません。これでは実用になりませんでした。
調べると、安物Bluetoothイヤホンだと頭切れが起きやすいという話もあるようです。

グーグルナビの音声案内の出だしが早すぎるので頭切れのように聞こえるのかなと思いました。将来的に改善される可能性はあります。
一方、ツーリングサポーターとYahoo!カーナビは問題なく使えました。Googleナビはもともと妙な裏道に案内されることもあるので、個人的には使えなくてもあまり困りません。
原付二種であれば、やはりバイク専用のツーリングサポーターが一番使いやすいと感じました。原付二種の設定ができるので、通れない道に案内されることもありません。
月額400円・1か月無料お試しもあるので、ツーリング好きな方は一度試してみる価値はあると思います。私はツーリング頻度が低いので、今は無料のYahoo!カーナビで十分満足しています。
音楽用途は「及第点」レベル
バイクに乗りながら音楽を聴きたい人も多いと思いますが、このイヤホンの音質は「こだわりすぎなければ十分実用レベル」といった感じです。
レビューでは低評価もありますが、BGMとして流す分には問題なし。気晴らしや眠気覚ましにはちょうどいいです。
Siriを使って音楽再生開始もできますし、電話やナビ案内が入れば自動で音楽が一時停止する仕様になっています。
ただし、音楽を聴きながらの走行は安全上おすすめできません。

少なくとも人通りの多い道では音楽を聴くのはやめましょう。
電話機能は「オマケ」と考えた方がいい
通話に関してはオマケ程度と考えておくのが無難です。
発信は2秒長押しでSiriを起動し、「○○に電話」と言えばOK。グローブをしたままでも操作できるのは便利です。
ただし、2秒を超えて長押しすると電源オフになるので、「1、2」と心の中で数えて離すのがコツです。
着信時はまず相手の番号が読み上げられ、その後自動で通話状態になります。長押しで着信拒否も可能です。
問題は音質。走行中は風切り音がひどく、相手にもこちらにもかなり聞き取りづらいです。停車していれば会話は可能だと思いますが、走行中の通話は期待しない方がいいでしょう。

マイク部分をできるだけ口に近づけることで、多少音質は改善するようです。
Siriはかなり使える
iPhoneユーザーであれば、「Siri」が使えるのは大きなメリットです。
ただし「Hey Siri」は走行中は風切り音などでほぼ反応しませんでした(停車中ならいけるかもしれません)。
その代わり、受話器ボタンを2秒押しでSiriを起動し、
- 音楽の再生・停止
- 連絡先への発信
- 現在時刻や現在地住所の読み上げ
といった操作ができるので、使いこなせばかなり便利です。
給電しながら使えるのは大きなメリット
この手のガジェットは、内蔵バッテリーが劣化してくると使用時間がどんどん短くなり、買い替えコース…となりがちです。
しかしこのBluetoothイヤホンは給電しながら使用可能なので、小さめのモバイルバッテリーをポケットに入れて有線でつないでおけば長時間運用もできます。端子はmicro USBです。
ソロツー派におすすめのBluetoothイヤホン
ヘルメットにイヤホンを内蔵しておくと、毎回の脱着で落とす心配がないので本当にラクです。
音声だけのナビでも、よほどややこしい道路でなければそこまで迷うこともありませんし、ソロツーリングにはちょうどいい相棒になります。
充電はマイク側から行うので配線もシンプルです。
ソロでスーパーカブに乗る方で、「とりあえず安く音声ナビ環境を整えたい」という人には、このBluetoothイヤホンはかなりコスパが良い選択肢だと思います。
壊れるまではこれを使い倒して、次は同じものを買い直すか、あるいはデイトナあたりのインカムにステップアップするか…という感じで検討中です。





