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【原付二種】スーパーカブ中古購入時の名義変更・登録手続き完全ガイド|必要書類と費用、自分でやる方法

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スーパーカブ110やクロスカブ110といった原付二種(51cc以上125cc以下)は、その利便性の高さから中古市場でも非常に人気があります。車両の購入手続きは済んでも、公道を走るためには「名義変更(登録)」が必須です。この手続きは、原付一種(50cc以下)とは異なり、少しだけ複雑なステップが必要です。

特に、個人間で売買した場合や、遠方の販売店から購入した場合、名義変更を自分で行う必要があります。本記事では、原付二種のスーパーカブ(110ccを想定)の中古車を購入した方を対象に、必要な書類、費用、そして役場でスムーズに手続きを完了させるための具体的な手順を、初心者でも迷わないように完全解説します。これを読めば、あなたはプロに頼らずとも、安く、確実に愛車のカブを登録できるようになります。

原付二種(51cc〜125cc)の名義変更の基本知識

スーパーカブ110などの原付二種は、道路運送車両法上「軽自動車(二輪)」に分類されます。そのため、50cc以下の原付一種とは手続きを行う場所や必要な書類が異なります。

1. 登録場所は「市区町村役場」

125cc以下のバイクの登録は、住んでいる地域の市区町村役場(市役所・区役所・町村役場)で行います。複雑な手続きが必要な陸運局(運輸支局)へ行く必要はありません。ただし、税金に関わる手続きのため、必ず新しく所有者になる方の住民票がある自治体の役場で行う必要があります。

2. 費用は基本的に無料(または極めて安価)

名義変更や廃車手続き自体にかかる手数料は、原則無料です。ただし、自治体によってはごく少額の証紙代などがかかる場合があります。バイク販売店に代行を依頼すると、5,000円〜15,000円程度の代行手数料が発生します。

3. 「名義変更」=「廃車+新規登録」

名義変更とは、正確には旧所有者の自治体での「廃車手続き」と、新所有者の自治体での「新規登録手続き」の二段階を経て、新しいナンバープレート(標識)を取得することです。

ステップ1:名義変更に必要な書類(旧所有者から受け取るもの)

中古車を購入したら、まず旧所有者(売主)から確実に受け取るべき、最も重要な書類を確認します。これが揃わないと、手続きができません。

1. 軽自動車税廃車申告書(控え)

旧所有者が車両を元の登録地で廃車した際に発行される書類です。旧所有者名、車台番号、廃車日などが記載されています。これがないと、あなたが新規登録できません。

  • 原付一種からの乗り換えの場合: 「標識交付証明書」も確認しましょう。

2. 譲渡証明書(または売買契約書)

車両が旧所有者から新所有者へ譲渡されたことを証明する書類です。書式は自治体のホームページからダウンロードできる場合や、バイク販売店が用意してくれる場合があります。

  • 記載必須事項: 車台番号、旧所有者の氏名・住所・捺印、新所有者の氏名・住所、譲渡年月日。
  • 注意: 署名・捺印は必ず旧所有者本人に行ってもらってください。

3. 自賠責保険証明書

自賠責保険は車両に付帯するため、通常は名義変更(使用者変更)をして引き継ぎます。有効期限が残っていることを確認し、原本を受け取ってください。新しい所有者名義に変更する手続きは、保険会社に連絡して別途行う必要がありますが、役場での登録手続き自体は、有効な保険証があれば問題ありません。

ステップ2:名義変更に必要な書類(新所有者が用意するもの)

役場に行く前に、新しく所有者となるあなた自身が準備しておく書類です。

1. 軽自動車税申告書(兼標識交付申請書)

役場の窓口に備え付けられている書類です。当日、窓口で必要事項を記入します。

2. 新所有者の本人確認書類

運転免許証、マイナンバーカードなど。住所が新しく登録する自治体の住民票と同じであることを証明できるものが必要です。

3. 新所有者の印鑑

認印で構いません。シャチハタ不可の場合もあるため、三文判を用意しておくと安心です。

4. その他(委任状)

申請者(窓口に来た人)と新所有者が異なる場合(例:家族が代理で手続きする場合)は、新所有者本人の署名・捺印がある「委任状」が必要です。

ステップ3:役場での手続きの流れ(当日編)

必要書類が全て揃ったら、あなたの住民票がある市区町村役場の「税務課」「課税課」「市民税課」など、軽自動車税を扱っている窓口に行きましょう。

1. 窓口で申請書を入手・記入

窓口で「原付二種の中古車の新規登録(名義変更)」に来た旨を伝え、「軽自動車税申告書(兼標識交付申請書)」を入手します。以下の内容を正確に記入します。

  • 新所有者の氏名、住所、電話番号
  • 旧所有者の氏名、住所(譲渡証明書を見ながら正確に)
  • 車両情報(車台番号、排気量、車種名)
  • 使用目的(通勤、通学、業務用など)

2. 提出書類の確認

記入した申請書と、ステップ1で旧所有者から受け取った書類(廃車申告書、譲渡証明書)をまとめて窓口に提出します。

3. 審査と標識(ナンバープレート)の交付

書類に不備がなければ、その場で審査が行われます(約15分〜30分)。審査が完了すると、新しいナンバープレートと、そのナンバーを交付したことを証明する「標識交付証明書」が渡されます。

  • 注意: 標識交付証明書は、自賠責保険の名義変更や、将来的な廃車手続きに必ず必要となる重要書類です。大切に保管してください。

名義変更後の追加手続きと注意点

役場での手続きが完了しても、公道を走る上でもう一つ重要な手続きが残っています。

1. 自賠責保険の名義変更手続き

役場で新しいナンバーを取得したら、すぐに自賠責保険の「名義変更(使用者変更)」手続きを行う必要があります。加入している保険会社(または代理店)に連絡し、新しい標識交付証明書と旧保険証明書を提示して手続きを行いましょう。

  • 重要: 名義変更が遅れると、万が一事故を起こした場合に保険金受け取りでトラブルになる可能性があります。

2. 任意保険の契約(忘れずに!)

原付二種は、自動車の任意保険の「ファミリーバイク特約」でカバーできる場合が多いですが、単独での任意保険契約も可能です。原付二種は、原付一種と異なり、車と同じ「二段階右折が不要」など、交通ルールが緩和されますが、事故のリスクは伴います。必ず任意保険に加入しましょう。

3. ナンバープレートの取り付け

交付された新しいナンバープレートを、車体に取り付ければ全ての公的手続きは完了です。ナンバープレートには必ず封印がついており、それを破壊しないように取り付けてください。

中古購入時の名義変更トラブル回避のコツ

個人売買では特に、旧所有者が手続きに協力してくれないなどのトラブルが発生しがちです。以下の点に注意しましょう。

  • 廃車手続きの確認: 車両の引き渡し前に、旧所有者に「廃車手続きが完了しているか」を必ず確認し、廃車申告書またはその控えを必ず受け取る約束をしてください。
  • 譲渡証明書の捺印: 譲渡証明書に捺印漏れがないか、住所氏名が正確か、その場で確認しましょう。捺印がないと、手続きがやり直しになります。
  • 手続き代行の検討: 書類集めや役場に行く時間が取れない場合は、専門の行政書士や、購入したバイク販売店に代行を依頼することも検討しましょう。費用はかかりますが、確実に手続きを完了できます。

原付二種の名義変更は、書類を正確に準備すれば、誰でも簡単に完了できます。この記事を参考にして、安全で快適なスーパーカブライフをスタートさせてください。

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